京都古社に隠された歴史の謎―知られざる古都の原像と信仰

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京都古社に隠された歴史の謎―知られざる古都の原像と信仰

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  • サイズ B6判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784863102835
  • NDC分類 175.962
  • Cコード C0026

出版社内容情報

☆平安京以前の京都には何があった!?
 ディープな視点で京都の神社と歴史の深層を探る
 ユニークな歴史教養本が登場。

京都というと、遷都後の平安時代以降の仏教・寺院というイメージが強いかもしれない。だが、遷都前からの歴史の古い神社もじつは多く、これらは平安時代以降のイメージに隠されてきた。
意外にも、京都市周縁部には、平安京成立以前から祀られていた古社が多い。
また、2つの賀茂神社は京都の地主神ともいえる古社だが、伝承によれば、その祭神は大和(奈良県)から木津川・賀茂川に沿って漸次山城(京都)方面に移ってきたことになっており、面白いことにそのルート上には賀茂神を祀る古社が点在している。
さらに、京都は秦氏をはじめ渡来人が早くから進出していた地でもあり、それに関係した神社が多い。
本書では、これらの京都の古社に焦点をあて、その隠された魅力とともに、知られざる平安京以前の歴史的経緯を掘り下げ、豊富な写真とともに京都の深層に迫っていくもの。

<本書で取り上げる古社の例>
◎知られざる「京都」の原点…「宇治上神社と宇治神社」
◎古都の水を司る名社…「貴船神社」
◎賀茂神伝説の里…「岡田鴨神社」
◎賀茂信仰のゴール…「賀茂別雷神社(上賀茂神社)」
◎秦氏王国の古社…「大酒神社と木嶋坐天照御魂神社」
◎京都の「月の里」…「葛野坐月読神社」
◎丹後の内宮・外宮…「皇大神社と豊受大神社」

内容説明

宇治上神社、祝園神社、志古淵神社、久我神社…京都には意外にも遷都以前からの古社が多い。嵯峨野を拓き松尾大社を営んだ渡来人・泰氏の足跡、大和から木津川をへて漸次、山城の賀茂川沿いへ遷り上賀茂・下鴨神社を斎き祀った賀茂氏の痕跡…。記紀があまり描かない平安京以前の深層に迫る!

目次

第1章 京都の地主神をめぐる(ヤマシロの地に根差す神々;知られざる「京都」の原点 宇治上神社と宇治神社―京都南郊の景勝地が秘める激動古代史 ほか)
第2章 賀茂神の軌跡をたどる(九州から大和、山城へと移動してきた賀茂神;賀茂神伝説の里 岡田鴨神社―木津川のほとりに鎮まる古社と幻の都 ほか)
第3章 古都を育んだ渡来人の信仰(古都のパイオニアは海の向こうからやって来た;王城鎮護の社 松尾大社―秦氏が奉斎してきた山の神と水の女神 ほか)
第4章 神話・伝説の舞台を訪ねる(京都府北部は注目すべき古伝承の宝庫;京都の「月の里」葛野坐月読神社―『日本書紀』に縁起が記された月神の宮 ほか)

著者等紹介

古川順弘[フルカワノブヒロ]
1970年、神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。文筆家(宗教・歴史分野)・編集者。出版社勤務を経て、執筆・研究活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

わ!

6
面白い神社の本です!少しマニアックな神社紹介本とも言えます(「マニアックな神社」ではなく、「マニアックな本」の意味です)。「加茂氏の神社として説明する、下鴨・上賀茂神社」や、「秦氏神社として説明する伏見稲荷や松尾大社」が載っています。中には「え!あの神社って、こんな逸話があったりするの?」と驚くような神社も多く、中には「そんな神社は知らない…」というとような神社もあるのですが、それだけに、そんな神社を解説してくれている本自体がレアであって、そのぶん嬉しい一冊と言えると思います。2024/07/12

☆ひとこぶラクダちゃん☆

4
こちらで紹介されている京都古社は、古事記の神様が大勢出てきます。古事記の神様にお会いしたいですし、創建当時の神社がどんな感じだったのか、見てみたいです。本の最後に、浦嶋子伝説が書かれています。日本書紀や万葉集にも書かれているとのことで、興味が湧きますね。2024/09/03

Yoshihiro Yamamoto

2
A- 「泣くよ坊さん平安遷都」で都が京都に移った。平安京の中には東寺と西寺以外に寺を建てることや墓をつくることは禁じられた。こんな歴史を習ったので、平安京が開かれた地域は「原野で何もなかったところ」という印象を持っていた。しかし、京都に入り浸るようになると、渡来系の秦氏や賀茂氏がここに住んでおり、桓武天皇に働きかけて遷都を実現したということが分かってきた。すると、平安遷都以前の京都のことが知りたくなり、京都の古層を形成してきた「古社」に俄然興味が湧いてきた。すでに訪れた神社も含めて情報満載で参考になった。2025/05/12

Humbaba

1
京都には数多の名所がある。そのような有名な場所がある一方で、歴史はあってもそこまで多くは知られていない場所というのも存在している。古くからずっと大切な場所であり続けてきたからこそ、積み重ねられたものがある。それも歴史の流れの中で忘れ去られたり、注目を失ったりしてきた。しかし、注目を失ったとしてもその価値がなくなるという訳ではない。2024/12/12

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