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出版社内容情報
◎科学とリスクにまつわるフェイクと闘い続けてきた著者による
ファクトチェックの実践講義!
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偽情報、誤情報、デマ、不正確な情報、偏った情報……
フェイクニュースは複雑化し、見破るのがどんどん難しくなっている。
日本でも少しずつファクトチェックの重要性が認識されつつあるが、
科学を装った誤情報の真偽の判定は非常に困難を極める。
世の中に氾濫するフェイクを見抜くためには、
どのようなものの見方を身につければよいのだろうか。
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※内容は予告なく変更となる可能性がございます
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬参仟縁
43
嘘をつく目的:詐欺や不正で他人を欺き金銭や財産を手に入れる、自分の過去の過ちやミスを隠し、責任転嫁。嫌な真実を伝える代わりに嘘で慰める、相手に良い印象を与える(19頁~)。人は共感する話を簡単に信じてしまう(53頁~)。ピーナッツやアーモンドが体によいと言って食べている人にがんは多い(68頁)とは意外である。お金持ちはそういうナッツ類を食べてそうだからねぇ。。著名人の発信が信頼できるとは限らない(122頁~)。2024/12/23
matfalcon
30
遺伝子組み換え、ワクチン、原発処理水…。科学者とジャーナリストが、従来のファクトチェック活動では手に負えない具体的な実例を挙げながら、フェイク情報への対処法を解説。メディアの言論空間の構図や生態も紹介する。2024/03/22
ポルポ・ウィズ・バナナ
4
ここでもロシアのインターネットリサーチエージェンシーが言及されている。あと内海聡が名指しで批判されている。なんだけど、この本自体は微妙な内容で、原発の有用性を仄めかしたり、安倍晋三を過大評価したり、コロナ禍を過小評価している。極め付けは「フェイクニュースを見抜く方法」として「AIを活用しましょう」という項目だな。これだけで価値がゼロに等しくなる笑2024/09/29
ミネチュ
0
この本からは、報道を鵜呑みにしてはいけない、という抽象的メッセージだけを受け取るのがよいでしょう。個別の事例に関しては、この本を信じてはいけないと思います(信じてよいものもあるが信じてはいけないものもあるので)。そういう意味では残念ながら、この本自体がこの本が批判している報道機関のミスリーディングな(あるいは誤った)報道と同じことになっています。また、報道を鵜呑みにしてはいけない、というのはこの本を読む前からわかり切ったことなので、結論としては、全く読む意味のない本だったということでしょうか。2025/01/11