内容説明
どうしても会いに行きたい東海の美仏。仏像イラストレーター・田中ひろみが案内する愛知・岐阜・三重５５寺１０７体の仏像。
目次
愛知県（成願寺（名古屋市）―十一面観音立像
栄国寺（名古屋市）―阿弥陀五臓仏
雲心寺（名古屋市）―阿弥陀如来坐像 ほか）
岐阜県（正法寺（岐阜市）―釈迦如来坐像
法華寺（岐阜市）―両頭愛染明王坐像
慈明院（山県市）―聖観音菩薩立像 ほか）
三重県（垂坂山観音寺（四日市市）―元三大師像
明福寺（三重郡）―円空仏
竹成大日堂（三重郡）―大日如来坐像 ほか）
著者等紹介
田中ひろみ［タナカヒロミ］
女流仏像イラストレーター＆文筆家。奈良市観光大使。女子の仏教レジャーサークル「丸の内はんにゃ会」代表。よみうりカルチャー「江戸それホント？めぐり」の講師、中日文化センター「仏像大好き！」講師、毎日新聞旅行「田中ひろみの百仏巡礼」同行講師を務める。著書多数（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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てくてく
5
愛知、岐阜、三重の５５寺１０７体のみほとけを特徴をとらえたイラストと文章で紹介している一冊。ほとけさまに会いたくなるとつい奈良や京都に行ってしまいがちだけれども、日本で一番寺院が多い愛知のお寺や、円空仏に会える岐阜のお寺もいろいろ行ってみたいと思った。三重は伊勢神宮や熊野古道の関係で神仏混交だった分、明治の廃仏毀釈の時のダメージは深刻だったと思うもの、実際のところはまだよく理解していなくて、そのあたりも学ぶ必要があるなと思った。2025/05/01
すうさん
1
先日著者の田中ひろみさんが地元の観音堂に来堂されました。お堂にある国や県の重要文化財を調査に来たわけですが彼女の仏像愛を伺い知ることができました。本書には和具観音堂のことはもちろん載っていませんが、ぜひ今後は観音堂のことを広めて下さいとお願いしました。本書では愛知県が寺院数全国一だと知ってびっくり！仏像が京都や奈良だけではなく東海地区がすごいのだと知って誇らしく思いました。私は恥ずかしながら掲載の仏像も知らないものばかりでしたが、彼女のイラストはもちろん説明文はとても楽しく分かりやすい。激烈推薦します。2022/10/03
そうめん
1
春休みのうちに見て回りたい2019/02/07
totuboy
0
田中さんのイラストが秀逸。東海地方の仏像はいつも見られるわけではないので、こういった本でまとめられているとありがたい。開帳日にぜひ本物を見に行きたいと思えるような本でした。2018/05/06
月華
0
図書館 新刊コーナーで見かけて借りてみました。「中日新聞プラス 達人に訊け!」を元に加筆修正とのこと。イラストは書き下ろし。写真は一枚もなく、全てイラストです。柔らかい雰囲気のイラストが満載でした。知っているお寺があると、身近に感じられて嬉しかったです。2018/05/04
