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内容説明
大蛇になった姫、お経を読むしゃれこうべ、3つになって現れる月…「日本一の古道」を歩き続ける写真家が30年かけて足で集めた137の物語。オールカラー写真満載!伝承から読み解く、「本当の熊野詣」。
目次
蟻の熊野詣―滝や岩 宿る神々
八軒家浜―「大坂」の語源になった坂
榎木大明神―ビルの谷間に消えた道
上之宮址―亡失の危機 乗り越えて
四天王寺西門―往生願った鳥居
熊野権現禮拝石―空襲で見つかった礼拝石
安倍晴明神社―陰陽師と熊野参詣
阿倍王子神社―熊野三山との不思議な縁
美波比神社旧址―清盛も参った王子
小栗判官笠懸松―松の下で亡き夫思う〔ほか〕
著者等紹介
大上敬史[オオウエタカシ]
写真家。昭和33(1958)年、和歌山県海南市生まれ。55年、ミノルタロッコールフォトコンテスト年度賞受賞。地方公務員勤務の傍ら、56年から、熊野古道をテーマに撮り始める。平成9(1997)年からは、「熊野古道」を世界遺産に登録するプロジェクト準備会に参加し、古道を踏査、研究。27年、公務員を退職し、大上写真事務所を設立。フリーの写真家、熊野古道の「先達」のひとりとして活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。