内容説明
昆虫と人間は見かけがちがえば、暮らしぶりもまったくちがう。人間のように自分で考え、選び、一生を切りひらいていくわけではない。それなのに、人間にすごいことを教えてくれる。きみは、虫たちの生きざまをどう思うだろう?
目次
第1章 自分自身に関すること(変わることをおそれない―モンシロチョウ;準備はしっかりしています―セミ ほか)
第2章 仲間・家族に関すること(親にたよらず生きています―コウモリガ;変顔でだまします―クロスジホソサジヨコバイ ほか)
第3章 集団・社会に関すること(まわりにすっかりなじんでいます―シャクトリムシ;まわりをよく見て考えて―ゴキブリ ほか)
第4章 生きるってなんだろう?(負けるが勝ちということもある―ナナフシ;どうにかなるさの運まかせ?―ハリガネムシ ほか)
著者等紹介
谷本雄治[タニモトユウジ]
愛知県生まれ。児童文学作家、プチ生物研究家。児童書を中心にノンフィクション作家として活躍
三田村敏正[ミタムラトシマサ]
東京農工大学農学部蚕糸生物学科卒業。ヤママユ(天蚕)を中心としたヤママユガ科の生態を研究しながら福島県の昆虫相調査を実施。ヤママユの研究で博士(農学)取得。日本昆虫学会、日本トンボ学会、日本半翅類学会、日本野蚕学会など昆虫関係の各学会に所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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