出版社内容情報
監督就任以降、
数々の改革を断行!
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・体を大きくするために、あえて練習時間を短くする
・シーズン中は、フリーバッティングをほとんど行わない
・自立心を育むために、シーズンオフのアルバイトを推奨
・19泊20日で計22試合の東海・関東遠征を敢行
・夏の大会前に2週間行う朝、昼、夜の厳しい3部練習
・SNSを駆使したチームとしての広報活動
・「言いすぎ」「教えすぎ」「干渉しすぎ」の“3すぎ”指導の廃止
・引退した3年生で “野球部吹奏楽団”を結成
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応援されるチーム、一体感のあるチームになるために、
「心技体」+「医」+「科」の最新理論で選手を強化する、
新時代の指導論!
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著者は、以下のように述べています。
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いままでと同じことをしていては、人間的にも技術的にも選手たちの成長はない。そう考えてどんどん新しいことを試み、良いと思ったものは貪欲に取り入れていった。
練習メニューを変えたり、練習時間そのものを短くしたり、大会登録メンバーを選手間投票で選んだり、最新の戦術やトレーニングを取り入れたり、選手たちにバイトをさせたりと、いままでのやり方を180度転換して「これからの高校野球はどうあるべきか」を常に模索した。
その結果、がんばった選手たちのおかげで監督就任1年後の2018年、さらには翌2019年と2年連続で夏の甲子園に出場することができた。
本書では、私がどのような改革を行ったのかを明らかにしていくのと同時に、北照がどのような野球を目指し、現在どのような指導、練習、トレーニングを行っているのかをお話ししていきたい――本文より
内容説明
応援されるチーム、一体感のあるチームになるために、「心技体」+「医」+「科」の最新理論で選手を強化する、新時代の指導論!
目次
序章 北照の歴史と不祥事からの再出発
第1章 監督として初の甲子園までの軌跡
第2章 大阪の野球少年が北海道にやってきて指導者の道へ
第3章 高校野球の新時代を切り開く組織力
第4章 北照の目指す野球を成し遂げるために
第5章 「心技体」+「医」+「科」、5つの分野からアプローチ
終章 北海道の高校野球と北照の未来
著者等紹介
上林弘樹[カンバヤシヒロキ]
1979年7月16日生まれ。大阪府高槻市出身。小学校2年生から地元の学童野球チームで野球を始め、中学時代は高槻シニアでプレーする。1995年、甲子園に行くために地元大阪を離れて、北海道の強豪として頭角を現しつつあった北照に進学。高校時代は甲子園出場には至らなかったものの、正捕手として活躍した。東海大旭川キャンパスを卒業後、北照のコーチとして母校に復帰。2005年に部長に就任すると、2010年、2013年に甲子園春夏連続出場を果たす。2017年の監督就任以降は2018年、2019年と2年連続で夏の甲子園に出場。情報・公民教諭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。