内容説明
韓国から建国勲章愛族賞を授与されたただ一人の日本人。1919年の三一万歳運動から没年の1953年まで、朝鮮民族の独立と人権擁護のために朝鮮人とともに戦い抜いた、弁護士布施辰治の生涯。
目次
はじめに 朝鮮人民衆と共に生きた布施辰治に学ぶ
講演録 布施辰治の生涯と朝鮮(はじめに;戦前;戦後;おわりに―布施辰治の活動力の源泉はなんだったか)
講演録 布施辰治と在日朝鮮人の私
論考 布施辰治と在日朝鮮人―解放後を中心に
論考 布施辰治の韓国認識
付録 布施辰治略年譜
著者等紹介
高史明[コサミョン]
1932年山口県下関生れ。高等小学校を中退後、独学、様々な職業を経て、作家生活に入る。75年、一子の自死を契機に「歡異抄」と親鸞思想に深く帰依する
大石進[オオイシススム]
1935年東京生れ。『法律時報』編集長等を経て、1980年~2004年株式会社日本評論社代表取締役。現在同社会長、NPO法人ヒューマンライツ・ナウ理事、浙江大学(中国)アジア法研究センター名誉教授
李〓娘[イヒョンナン]
1954年韓国順天生れ。中央大学総合政策学部教授
李圭洙[イギュス]
1962年韓国光州生れ。成均館大学校東アジア学術院研究教授。一橋大学にて博士学位取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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