出版社内容情報
なぜいま集合住宅が高値で売られているのか、どんな物件があとで後悔しないものなのか。難病をかかえつつ第二の住居を得ようとした社会学者が、実体験から展開する日本の住宅論。
目次
第1章 事故物件から考える「家」
第2章 広い意味での「事故物件」
第3章 耐震強度の諸問題
第4章 災害と「街の暮らし」―阪神大水害と阪神・淡路大震災
第5章 「富女子」たちの住宅購入
第6章 「夢のマイホーム」―昭和中期(高度経済成長期)の郊外と現在の住宅事情
第7章 「同潤会アパートメント」から「51C型」へ、「ニュータウン」から「限界ニュータウンへ」―「資産」幻想が生まれた都市型住宅の「履歴書」
著者等紹介
李建志[リケンジ]
昭和44(1969)年、東京生まれ。東京大学大学院総合文化研究科比較文学比較文化専攻修士課程修了、博士課程満期退学。平成22(2010)年9月、関西学院大学社会学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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