出版社内容情報
国や地方の行政、企業、NGOなど各分野の第一線で活躍している実践者を執筆陣に迎え、SDGsのなかでも中核を占める「環境問題」について解説。SDGsや環境問題の具体的な実践行動につながるようなヒントが満載。
目次
第1部 環境問題の基礎知識(環境問題の歴史(概観)
脱炭素(カーボンニュートラル)社会の実現に向けて
生態系と自然資本、そして私たちとのつながり―大気・水・土壌・生物多様性
サプライチェーンと共有価値
サーキュラーエコノミーと投資)
第2部 環境問題とステークホルダーの取り組み(関係ステークホルダーの違いと役割;行政の取り組み1(尼崎市)―公害から環境モデル都市、そして脱炭素社会
行政の取り組み2(湖南市)―自然エネルギーを活用したさりげない支えあいのまちづくり
企業とSDGs
企業の取り組み―持続可能な開発目標(SDGs)時代のビジネスサステナビリティ(CSR)調達
NGOの取り組み―熱帯林破壊と日本の消費生活とのつながり
SDGs時代に求められるパートナーシップと協働)
第3部 環境問題の見方と私たちの生活(SDGs時代に問われる洞察する力(インテリジェンス)
人は変化に抵抗する
生活に欠かせないもの)
著者等紹介
福嶋慶三[フクシマケイゾウ]
立命館大学法学部卒業、神戸大学大学院法学研究科修了、英国サセックス大学大学院環境開発政策コース修了。環境省入省後、気候変動対策や環境教育、環境アセスメントなどに従事。その間、内閣官房(副長官補室)や、地方自治体(兵庫県尼崎市)への出向等を経験。現在、環境省近畿地方環境事務所環境対策課長兼地域脱炭素創生室長
加納隆[カノウタカシ]
立教大学経済学部卒業。補正予算案件のネットワークシステム、外資系ERP、データ分析システムコンサルタントとして数多くの基幹業務プロジェクトを経験。Education部に在籍中は、カリキュラムのロールアウト、翻訳、オンデマンド講座を企画作成等を担当。環境管理士一級、環境カウンセラー。現在、ITと環境のコンサルティングを行うbuildBlueディレクター
井上和彦[イノウエカズヒコ]
東京農業大学農学部卒業。アジア航測株式会社勤務を経て、NPO法人環境市民で受託業務に従事。NPO法人とよなか市民環境会議アジェンダ21事務局長に就任し、ローカルアジェンダ21の推進組織の運営に従事。その後、京のアジェンダ21フォーラム事務局長に就任し、組織統合により、現在、公益財団法人京都市環境保全活動推進協会企画広報室長
下司聖作[ゲシセイサク]
とよなか市民環境会議アジェンダ21コーディネーター。そのほか、おおさかATCグリーンエコプラザeco検定受験対策セミナー講師、エコ・ファースト「環境おじさん饒舌会」プロデュース、近畿大学基礎ゼミSDGs特別講座講師、阪南大学経済学部まちづくり特別講座1非常勤講師、豊中SDGsネットワーク事務局長などを務める。eco検定アワード2019・2022優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。