出版社内容情報
『平家物語』は一体、誰がどのようにして今日の姿に作り上げたのだろうか。研究者である著者がわかりやすく親しみやすい文体でまとめ、すべての読者を魅力ある時空間へ誘う羅針盤的文学旅案内。
目次
第1章 『平家物語』の「発生」から「成立」「変容」まで
第2章 『平家物語』の全体像―後白河院院政期の歴史文学として
第3章 木曽義仲小論
第4章 『平家物語』の散歩道
第5章 『平家物語』の生き物たち
第6章 建礼門院五百年御遠忌
第7章 『平家物語』の旅人
著者等紹介
武久堅[タケヒサツヨシ]
1936年7月芦屋市生まれ。関西学院大学大学院文学研究科博士課程修了、文学博士。広島女学院大学教授を経て、関西学院大学教授。現在、関西学院大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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