出版社内容情報
分析に用いる理論の解説、取り上げる場所の歴史や特性、テーマに関連するフィールドワークの結果と考察より各章を構成。
目次
1 街は誰のものか(新村(シンチョン)―大学と地域の出会い
西村(ソチョン)―古いソウルのアーバン・ヴィレッジにおけるジェントリフィケーション)
2 「記憶」に立ち止まる(西大門(ソデムン)―「記憶の場」としての西大門刑務所)
3 「移動」の諸相(インターネット空間―インターネット空間と韓国ジャーナリズム;清潭洞(チョンダムドン)―消費文化の最先端を歩く 韓流観光地としての「江南」、清潭洞とその周辺)
4 「他者」を考える(梨泰院(イテウォン)―「グローバル・シティ」ソウルと多文化主義
清凉里・ミアリ(チョンニャンニ・ミアリ)―集娼村とミソジニー
新大久保(シンオオクボ)―エスニシティで読み解く韓流の街)