出版社内容情報
偏りがある思い込みの力は、あなたが想像する以上に絶大なものです。「認知バイアス」という言葉が知られてきていますが、はたして正しく認知されているでしょうか? 言葉ばかりがひとり歩きして、“認知バイアス=取り除かねばならないもの”と、その認識自体にもバイアスがかかっていないでしょうか?
そういった観点から本書では、心理学実験や研究、論文を例にとり、あくまでニュートラルな立ち位置で、改めて「認知バイアスとはなんなのか」を解説します。そして、単なる認知バイアスの紹介にとどまらず、「思い込みを突き止める方法」「思い込みの脱却法」「思い込みを遊んで活用する方法」を解説・紹介していると言う点で、本書はいわゆる「認知バイアス」本と大きく異なります。
この1冊で文字通り、認知バイアスのすべてがわかるはず!
内容説明
思い込みの突き止め法、思い込みの脱却法、思い込みの活用法、この1冊で“認知バイアス”のすべてが分かる!
目次
第1章 「不合理な思い込み」としての認知バイアス(「認知バイアス」と「思い込み」;「集団・社会」に関わる認知バイアス・思い込み ほか)
第2章 認知バイアス・思い込みとは何か(認知バイアス・思い込みとは「無意識の前提」;思い込みの根拠の打ち止め ほか)
第3章 思い込みをもたらす「思考プロセスとしての認知バイアス」(思考プロセスとしての認知バイアス;思い込みをつくる思考の歪み ほか)
第4章 思い込みの突き止め法(思い込みチャート分析;根拠を探るヒントと留意点 ほか)
第5章 思い込みからの脱却と活用(思い込みを捨てれば、もっと自由になれる!;クリティカル・シンキング ほか)
著者等紹介
鈴木敏昭[スズキトシアキ]
1950年東京生まれ。77年横浜国立大学教育学部卒業。85年に京都大学大学院教育学研究科(博士課程)単位取得満期退学。85年鳴門教育大学助手、87年四国女子大学(現四国大学)講師。96年から2018年まで四国大学教授を務める。専門分野は自己意識心理学。現在の研究テーマは、意識のハーダープロブレム(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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