出版社内容情報
「働き方改革」=「働かない改革」では会社はつぶれる?
政府主導で法整備や制度改革の議論が進められている「働き方改革」。様々なテーマがあるが、その中でも長時間労働の抑制は、企業ブランドや採用に関する重要なテーマとして、各社が取り組んでいる。 しかし、その一方で、行き過ぎた時短は「働かない改革」となり、かえって企業業績の悪化につながる可能性があるのではないか。本書は、企業の人事コンサルタントとして豊富な実績を持つ著者二人が、企業の経営者や総務担当者及び現場の管理職を対象に、健全な労働環境と企業業績の向上を両立させるために、働き方改革をどのように進めていけばいいのかをわかりやすく解説。
内容説明
600社を超える会社を見てきた「人事のプロ」が教える、今からやっておくべき「働き方改革」への正しい対応!企業が実際に「働き方改革」に取り組む際の様々なポイント、障壁となること、今から取り組んでおきたい施策のヒントが満載!
目次
第1章 「働き方改革」の現状を考える(なぜ今、「働き方改革」が叫ばれるのか;こんな「働き方改革」への対応NG! ほか)
第2章 過重労働をなくすためにやるべきこと(慢性化している「できる社員への仕事の集中」にさらに拍車がかかる?;過重労働問題は経営リスクとなる時代 ほか)
第3章 「働き方改革」実現に必要な企業風土づくり(「制約のない働き方」が評価される背景にある根強い意識;役割分担意識の変化が「働き方改革」の推進につながる ほか)
第4章 ダイバーシティと「働き方改革」(ダイバーシティは、全従業員の活躍宣言;育児・介護休業制度の利用を特別扱いしない ほか)
第5章 企業業績に貢献する「働き方改革」を目指す(「働き方改革」で目指すべきは、会社の業績の向上と社員が健康で充実した時間を過ごすこと;「働き方改革」導入における、経営トップ、人事、部署の中間管理職、それぞれの役割 ほか)
付録 あなたの会社の「働き方改革」チェックリスト
著者等紹介
河西知一[カサイトモカズ]
特定社会保険労務士/トムズ・コンサルタント株式会社会長。大手外資系企業などの管理職を経て、平成7年社会保険労務士として独立後、平成11年4月にトムズ・コンサルタント株式会社を設立。労務管理・賃金制度改定などのコンサルティング実績多数。その他銀行系総研のビジネスセミナーでも明快な講義で絶大な人気を誇る
小宮弘子[コミヤヒロコ]
特定社会保険労務士/トムズ・コンサルタント株式会社社長。都市銀行にて外為業務、人事総務業務に従事。資格取得後、トムズ・コンサルタントに入社。「人」に関するスペシャリストとして、分野を問わずにマルチに活躍。労務相談業務を中心に人事制度改定や就業規則改定など、幅広く活躍。その他セミナー講師などとしても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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