内容説明
お金がある男は、トラブルを乗り越える力がある。困っている人を助ける「余裕」がある。「余裕」が、男の器を大きくし、「魅力的な男」をつくる。
目次
序章 お金を持つと、男は劇的に変わる(真のお金持ちは、自分に必要な年収を知っている;お金持ちは計画的にお金を使い、貧乏人はむやみにお金を使う ほか)
第1章 年収300万円からお金持ちになる方法(洞察力を養う;人と反対の行動を取る ほか)
第2章 女はこんなお金持ちに近づきたがる(妻がいても女が途切れない男の条件;「本当に欲しい女」を求めるな ほか)
第3章 こんな貧乏人になってはいけない(回転寿司屋でなぜか4000円以上使う貧乏な人たち;リスクをとるのを怖がる男 ほか)
著者等紹介
里中李生[サトナカリショウ]
1965年三重県生まれ。自己啓発論・恋愛論を展開。累計230万部を超えるベストセラー作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コウメ
42
お金があれば手に入るものも多いし、得られる快楽も沢山あるが人と人との信頼関係は大金を積めば積むほど固くなっていくものではない。お金を稼ぎ高額品を買って自慢しても誰もついてこないし、人に「バカだな」の一言で終わる。謙虚でいながら上品な人間と関係を築いていくもの/男は「億万長者になりたい」と願い女は「安定したお金がほしい」と願う。女性は非現実的なことはあまり考えない/貧乏の人たちの致命的な弱点は考えないこと、お金がある家族はじっくりとお金の使い道、使い方を考える。価値、価格、場所を考え、自分のアイデアを出す。2021/02/15
ちさと
22
「男なら○○」を多数出版されている作家さんのようです。貧乏人を卑下た態度で批判する本書は、マゾヒストにはたまらなく、意欲を燃え上がらせるものなのかもしれません。そういう人たちにとっての中ぐらいの幸せは、お金で買えるんだなと思わせてくれました。2018/09/08
kubottar
20
自己啓発本だが筆者が読者に媚びずむしろ嫌われてもいいと、開き直るスタイルの文章なので結構面白い。気に入った箇所は、たとえば安い回転寿司に行く家族が駄目な理由は、安物は腹いっぱい食べなければ満足できないが、高級なモノは腹八分で満足する。確かにそうかもしれない。不味いから腹一杯いれなきゃ満足できないと聞いてハッとした。この本は一貫して男は金を稼がなければ価値がない、ゴルフ等を安く済ませることは男らしくないと主張している。反発する意見も多いだろうが一理はある。2017/05/29
kotte
7
里中さんは、お金は無いよりあったほうがいい、お金があることによって解決することもたくさんある、高いものには価値がある、安いものには訳があるという極めて当たり前のことを述べていると思います。しかし、里中節が嫌いな人からみると理解しがたいかもしれません。私はサラリーマンでお金持ちではありませんが、子供に対する向き合い方など、里中さんの考え方を参考にしたいです。2017/01/02
きのP
7
またまたゲンキンな本(笑)しかしとても良書!里中李生大好きです!お金持ちになる方法ではなく、なぜお金持ちになるのか、『お金持ちの哲学』的な本。筆者は究極の男尊女卑で辛口の文章ばかりだが、独特のポリシーにとても共感できて一つ一つが受け止めやすかった。僕もお金面での不安やストレスを一切失くしたいし、もっとパーっと使いたい!という点でとても共感できた。問題はどうやって稼ぐかだな…サラリーマンの収入だけでは限界がある。副収入について筆者は作中で株を勧めていたから、ちょっと勉強をしようかな(^^)2015/10/20