「風の谷」という希望―残すに値する未来をつくる

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「風の谷」という希望―残すに値する未来をつくる

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  • サイズ A5判/ページ数 912p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784862763501
  • NDC分類 361.7
  • Cコード C0036

出版社内容情報

「都市集中」は人類の必然なのか?


「このままでは歴史ある自然豊かな土地が打ち捨てられ、都市にしか住めない未来がやってくる……」


突如、著者を襲った直感は、専門を越えた仲間との7年にわたる膨大な検討を経て、壮大なビジョンと化した。


自然(森)、インフラ、エネルギー、ヘルスケア、教育、食と農……これらをゼロベースで問い直したときに見えてきた、オルタナティブな世界とは。


数十年では到底終わらない運動のはじまりを告げる圧巻の一冊。



『イシューからはじめよ』の著者が

人生をかけて挑む

解くべき課題〈イシュー〉。



▼目次


第Ⅰ部 風の谷とは何か

第1章 問題意識と構想

第2章 人類の2大課題

第3章 マインドセットとアプローチ


第Ⅱ部 解くべき4つの課題

第4章 エコノミクス

第5章 レジリエンス

第6章 求心力と三絶

第7章 文化・価値創造


第Ⅲ部 谷をつくる6つの領域

第8章 人間と自然を調和させる──森、流域、田園

第9章 空間構造の基盤:インフラ──道、水、ごみ

第10章 人間の活動を支えるエネルギー

第11章 ヘルスケア──肉体的・精神的・社会的健康

第12章 谷をつくる人をつくる

第13章 食と農──育てる、加工する、食べる


第Ⅳ部 実現に向けて

第14章 谷の空間をデザインする

第15章 風の谷という系を育む


※本書で語られる「風の谷」とは、自然豊かな疎な空間を、都市に頼らずとも人が住み続けられる“もう一つの未来”として再構築する構想の呼び名です。都市を否定するものではなく、都市と自然、両方を生かす空間デザインの試みとして提案されます。




【目次】

プロローグ

はじめに



■第I部 風の谷とは何か

第1章 問題意識と構想

第2章 人類の2大課題

第3章 マインドセットとアプローチ

■第II部 解くべき4つの課題

第4章 エコノミクス

第5章 レジリエンス

第6章 求心力と三絶

第7章 文化・価値創造

■第III部 谷をつくる7つの領域

第8章 人間と自然を調和させる――森、流域、田園

第9章 空間構造の基盤:インフラ――道、水、ごみ

第10章 人間の活動を支えるエネルギー

第11章 ヘルスケア――肉体的・精神的・社会的健康

第12章 谷をつくる人をつくる

第13章 食と農――育てる、加工する、食べる

■第IV部 実現に向けて

第14章 谷の空間をデザインする

第15章 風の谷という系を育む

内容説明

「都市集中」は人類の必然なのか?「このままでは歴史ある自然豊かな土地が打ち捨てられ、都市にしか住めない未来がやってくる…」突如、著者を襲った直感は、専門を越えた仲間との7年にわたる膨大な検討を経て、壮大なビジョンと化した。自然(森)、インフラ、エネルギー、ヘルスケア、教育、食と農…。これらをゼロベースで問い直したときに見えてきた、オルタナティブな世界とは。数十年では到底終わらない運動のはじまりを告げる圧巻の一冊。

目次

第1部 風の谷とは何か(問題意識と構想;人類の2大課題;マインドセットとアプローチ)
第2部 解くべき4つの課題(エコノミクス;レジリエンス;求心力と三絶;文化・価値創造)
第3部 谷をつくる6つの領域(人間と自然を調和させる―森、流域、田園;空間構造の基盤:インフラ―道、水、ごみ;人間の活動を支えるエネルギー;ヘルスケア―肉体的・精神的・社会的健康;谷をつくる人をつくる;食と農―育てる、加工する、食べる)
第4部 実現に向けて(谷の空間をデザインする;風の谷という系を育む)

著者等紹介

安宅和人[アタカカズト]
慶應義塾大学環境情報学部教授。LINEヤフー株式会社シニアストラテジスト。一般社団法人 残すに値する未来 代表理事。マッキンゼーにて11年間、多岐にわたる分野で商品・事業開発やブランド再生に携わった後、2008年よりヤフーへ。2012年から10年間CSO(Chief Strategy Officer)を務め、2022年よりZホールディングス(現LINEヤフー)にてシニアストラテジスト(現兼務)。2016年より慶應義塾SFCで教え、2018年秋より現職。データサイエンティスト協会設立理事・スキル定義委員長。科学技術およびデータ・AIをめぐる多様な政策形成に関わる。都市集中しかないかのように見える未来に対し、知恵と技術を活かし、自然と人が共存するもう一つの未来の創造を目指して、2017年に構想づくりを始動。以降、専門家・地域実践者とともに課題の構造的な見極めの上、構想を深め、実装に向けた検討、取り組みを重ねている。東京大学大学院理学系研究科生物化学専攻修士課程修了。イェール大学脳神経科学Ph.D.(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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