内容説明
欧米だけでなく新興国との競争も激化する「多極化」の時代。世界が不況にあるうちに経営を改革し、海外の中間層・貧困層が生み出す巨大市場に打って出ることがカギとなる。猶予期間は三年。おそらくこれが、日本企業にとってラストチャンスとなるだろう。
目次
第1章 不況の今こそ求められるパラダイム・シフト
第2章 多極化時代のハイパフォーマンス企業
第3章 市場創造力―市場参入から市場創造へ
第4章 M&A力―足し算から掛け算へ
第5章 ものづくり力―各国対応から世界標準へ
第6章 オペレーション力―カイゼンから標準化へ
第7章 経営管理力―小さな本社から強い本社へ
第8章 日本企業のハイパフォーマンス企業への挑戦
著者等紹介
西村裕二[ニシムラユウジ]
アクセンチュア株式会社執行役員経営コンサルティング本部統括本部長。大手化学会社を経て1990年アクセンチュア入社。米国での経営コンサルティング経験を経て、帰国後、日本にて製造流通業、通信ハイテク業界を中心に数多くのコンサルティングに従事。特に、多極化世界に対応した日本企業のグローバルでのM&Aを含めた成長戦略を得意領域としている。製薬業界アジア・パシフィック統括、戦略グループ統括を経て2006年経営コンサルティング本部統括に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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