内容説明
まだ官僚や行政に任せきりの政治でよしとしますか?いまこそ「公の精神」と「信頼の絆」を取り戻すとき!京都生まれの熱血政治家が新しい国の姿を提唱する。
目次
第1章 遠い政府より身近な「公」(竃金の精神、滅びず!;公について考える;コミュニティと子どもたち;子ども安心・安全見守り隊;コミュニティ・ソリューション;「公の精神」と「信頼の絆」;できることと、できないこと;「学力」ってなんだろう)
第2章 天下りの実態と改革のあり方(データで見る格差社会;日本の「官公庁」には約九百万人の職員;談合の連鎖;渡辺喜美行革大臣とのやりとり;官僚たちの無駄遣い;二万六千もの公益法人;「公的」な仕事の担い手;リボルビング・ドア;天下り職員は二万八千人;官僚はプロではない;結局のところ、見事な骨抜き!;地域のため、住民のために働く役人もいる)
第3章 この国のかたちを変える(この国のかたちを変える;官邸スタッフ;七夕演説について思う;依存体質からの脱却;マニフェスト;わが国の安全について;アメリカと日本;「ムシ」と「カビ」;もうひとつの、この国のかたち)
著者等紹介
松井孝治[マツイコウジ]
昭和35年4月、京都府生まれ。同54年、洛星高校卒業後、東京大学教養学部教養学科を経て、同58年、通商産業省入省。同63年、米国ノースウェスタン大学経営大学院に留学。帰国後は通産省において、APEC(アジア太平洋経済協力)や日米半導体交渉を担当。平成6年、内閣官房内閣副参事官として総理大臣の演説原稿を執筆。首相官邸ホームページ立ち上げにも尽力。大臣官房総務課長補佐(法令審査委員)を経て、同8年行政改革会議へ出向し、中央省庁再編案の原案の作成。同10年、通産研究所総括主任研究官(研究体制整備室長を兼任)。この間、政策研究大学院大学客員教授を歴任。平成12年、政治の道を志すため通産省退省。平成13年7月、参議院議員に初当選(京都府)。現在、民主党シンクタンク「プラトン」理事。論文寄稿多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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