内容説明
ハイエナ、象牙の密輸、ゴミ溜め、酷使されるロバ、丸石敷きの路地にある剥き出しの汚水溝、薄暗い小屋へ客を誘いこむ暗い目をした女…セローがアフリカで見出した、西洋近代とは異なる「世界のあり方」とは。
目次
逃避
世界の母―エジプト
ナイル川を行ったり来たり―エジプト
オムドゥルマンのダルウィーシュ―スーダン
ヌビアへのウサマ・ロード―スーダン
ジブチ鉄道でハラールへ―エチオピア
アフリカでいちばん長い道―エチオピア
強盗街道を行く―ケニア
リフト・ヴァレーの日々―ケニア~ウガンダ
コウモリ谷の旧友たち―ウガンダ〔ほか〕
著者等紹介
セロー,ポール[セロー,ポール][Theroux,Paul]
1941年4月10日、アメリカ合衆国マサチューセッツ州メドフォード生まれ。1963年、大学を卒業。平和部隊の訓練を受けたのち、イタリアのウルビノ大学でしばらく講師を勤め、その後マラウイへ赴く。マラウイでは教師として、ウガンダではマケレレ大学の講師として勤めた。1968年、シンガポール大学へ移り、3年間英語を教えた。この時期に短篇小説と新聞雑誌の記事のほか、Fong and the IndiansやGirls at play、Jungle Loversなど多数の長篇小説を書く
北田絵里子[キタダエリコ]
大阪府生まれ。関西学院大学文学部フランス文学科卒。英米文学翻訳家
下村純子[シモムラジュンコ]
岐阜県生まれ。南山大学外国語学部英米科卒。損害保険会社勤務を経て、翻訳の道へ進む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 電子書籍
- 情報処理教科書 出るとこだけ!基本情報…