出版社内容情報
前衛短歌の旗手、塚本邦雄────
その没後、同時代を生きた盟友として
自ら厳選した代表歌五百首を深く、熱く、
読み解き語る 菱川善夫、畢生の仕事
…菱川が、自らの死の二週間前まで、淡々と塚本邦雄の生涯にわたる作品の解説、鑑賞、批評を継続したことに、私はある厳粛な思いを禁じることができない。菱川善夫にとって、塚本邦雄こそ、生涯のテーマであり、それはとりもなおさず、菱川善夫という評論家の基底であり、レーゾンデートルでもあったのである。その生涯のテーマ、目標に死の二週間前まで取り組むことができたことは、ある意味では、評論家冥利に尽きると言ってもいいのではなかっただろうか。 (永田和宏「解説」より )
解説=永田和宏
あとがき=菱川和子
資料 代表歌五百首
写真・装幀=間村俊一
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