出版社内容情報
清水 孝純[シミズ タカヨシ]
著・文・その他
内容説明
われわれは今、「悪魔の黙示録」の世界を生きているのか?ドストエフスキー生誕200年をすぎて、21世紀の今日また切実さをもって甦る名作を、長年ドストエフスキー研究・比較文学に携わってきた第一人者が徹底解析する。
目次
第1部 概要展望『悪霊』という物語(ドストエフスキー版『父と子』;その展開空間と語り手;ニコライ・スタヴローギン ほか)
第2部 深層構造(『悪霊』その展開空間;『悪霊』の小説としての特質;『罪と罰』における悪霊 ほか)
第3部 『悪霊』変奏曲(「祭り」―『悪霊』版ワルプルギスの夜;『悪霊』変奏としての森〓外『灰燼』;埴谷雄高『死霊』への道程としての『悪霊』)
著者等紹介
清水孝純[シミズタカヨシ]
1930年東京生まれ。東京大学大学院比較文学比較文化博士課程を修了後、日本大学講師を経て、1969年九州大学教養部助教授。1976年同教授。同大学退職後、福岡大学人文学部教授を経て、九州大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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