出版社内容情報
季刊文科コレクション
代表的作品を収めるアンソロジー。
山崎は大阪から見れば、陰陽道でいうところの、鬼の出入りする場所。
そのあたり天王山で、男の屋敷に案内される・・・。
高畠 寛[タカバタケヒロシ]
著・文・その他
内容説明
とがった屋根が峰のようにいくつもあり…大きな裳階屋根がそう見せているらしく、それが一部四階のように見えた…屋根には三角窓があり、屋根裏部屋がある。角度を変えて近づくにつれ、形の変わった窓や大小のベランダが現れたり消えたりし、屋敷にはまだ煙突やら小さなたくさんの裳階屋根やら彫刻やらさまざまな出っぱりがあって、建物を複雑にしていた。「山崎の鬼」より。代表的作品を収めるアンソロジー。
著者等紹介
高畠寛[タカバタケヒロシ]
1937年大阪生れ。國学院大学日本文学部卒。大阪文学学校講師、社団法人大阪文学協会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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