地底旅行

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紙書籍版価格 ¥924
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地底旅行

  • ISBN:9784001146189

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内容説明

十六世紀の錬金術師が残した謎の古文書を解読すると,地球の中心へ達する方法が書かれていた.並外れた情熱をもつ鉱物学者のリーデンブロック教授と甥のアクセル,そして無口な案内人のハンスは,アイスランドの火山の噴火口から地底へと向かうが,そこには驚くべき光景が広がっており…….想像力を駆使して描く,前人未踏の冒険譚.

目次

1 リーデンブロック教授
2 謎の古文書
3 暗 号
4 偶然の解読
5 暗号を解く鍵
6 科学論争
7 出発の準備
8 鐘楼にのぼる
9 アイスランド到着
10 フリドリクソンさんの話
11 ハンス登場
12 島を横切って
13 荒涼とした土地
14 スタピの牧師館
15 スネッフェルス山
16 火口をおりる
17 火山の底へ
18 地下のトンネル
19 分かれ道
20 天然の炭鉱
21 最後の水
22 もはやここまで
23 地下の流れ
24 断層をくだる
25 大西洋の真下
26 はぐれる
27 迷 路
28 闇から届く声
29 生きている!
30 リーデンブロック海
31 筏
32 航海のはじまり
33 怪物の戦い
34 巨大な水柱
35 嵐
36 漂 着
37 骨の大平原
38 太古の人間
39 地下世界のプロテウス
40 さらに奥深くへ
41 爆 発
42 上 昇
43 噴 火
44 ここはどこだ
45 帰 還

訳者あとがき

 *さし絵 エドゥアール・リウー

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

42
ジュール・ヴェルヌの1864年発表のSF小説の名作。アクセルは叔父のリーデンブロック教授とドイツからアイスランドへ冒険に出発する。火山の火口から地下へ降りていくと地下60kmで巨大な地中海に出会い、案内役のハンスと筏で海に繰り出す。突如海が盛り上がり噴火とともに気付いたら地表に生還していた。イギリスでは産業革命と共に石炭紀の地層で地質学が盛んになった。「科学なんて間違えだらけだ。だが間違えを犯すのは決して悪いことではない。そうやって少しずつ真実に近づいていくのだから」どんな時代でも好奇心が人を動かすんだね2019/03/03

mm

33
岩波少年文庫。少し地学の知識があった方が面白いからなのか対象は中学以上となっています。いや〜これで生きのびるのは無理でしょ設定がたくさんありますが、そこを気にしてはいけません。未知の世界への飽くなき探究心、危険にひるまずとにかく前進!という前のめりのエネルギーを称える物語です。19世紀後半の科学技術万歳のオーラがにじみ出ています。地底に潜る前のアイスランドの描写は、辺境旅行記みたいな感じでこれも流行りだったのかもしれません。中学生の皆さんは冒険のワクワクと危機を乗り越える知恵とガッツを感想文に書こうね。2019/07/24

しろね

20
大好きなTDSのアトラクションである「センター・オブ・ジ・アース」のモデルとなった作品。青年アクセルが鉱物学者の叔父とアイスランドで雇った案内人と地球の中心を目指して地底を冒険します。物理学や地質学などの専門知識がふんだんに出てきますが、児童書なのでところどころ解説があり分かりやすかったです。「もしかしたら実在するのかもしれない…」と思うような地底の幻想的な世界観に引き込まれていきました。2019/12/28

おーすが

18
地球空洞説と言えばヴェルヌ。実は読んだことなく、初読み。せっかくなので岩波の新訳。19世紀半ばに書かれたが、今読んでも古くなく、よむほど冒険を渇望する子供心がむくむく湧き上がってきて、困った。子供時代、2万マイルよりもこっちを読むべきだった!リーデンブロック教授の魅力的なこと。地底に光る空気のこと考えてうっとりする。今更言うまでもないが地球科学の魅力が詰まった贅沢な一冊。2021/07/22

Miho

11
この物語の地底世界が、実在するんじゃないかとワクワクしながら読みました。わたしなら閉所恐怖症なのでぜったい無理ですが、行けない場所が舞台なのが、逆に楽しい!鉱石とか恐竜の化石とか、気分があがる。いま読むと、どうしてもリーデンブロックさんに肩入れしてしまう。愛すべき変人だ。すれてないからなのか、とことん前向きで感心する。「まちがっていたら最初からまたやりなおせばいいじゃないか」などなど天才ならではの発言に苦笑いするしかないけど、ほんとうに凄まじい天才ならしかたない。この人か、シャーロック・ホームズなら……。2020/03/16

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