出版社内容情報
高畠 寛[タカバタケ ヒロシ]
内容説明
還暦を迎えなお残る「人生の伏流」としての男性のさがを、軽妙な筆さばきで昇華させた表題作はじめ、日本人の本質をえぐる「評論 金子光晴“おっとせい”を読む」を収録。
目次
渓流のヴィーナス
桜吹雪
塒族
冬の風鈴
この世の客
初夏(オムニバス)
評論 金子光晴「おっとせい」を読む
著者等紹介
高畠寛[タカバタケヒロシ]
1937年大阪生れ。國学院大学日本文学部卒。現在、大阪文学学校講師、社団法人大阪文学協会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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