内容説明
アンティークの本場である英国では、家具や陶磁器、銀細工など、各分野ごとに多くの専門書が出版されているが、アンティークの全般をカバーしているといえば、本書が最適な書といえるだろう。本書は「アンティークとは何か?」という基本から、美術品の質の定義、複製品、贋造品、変造品の見分け方のコツや競売による購入、売却の方法、さらに、家具、陶磁器、ガラス、銀器、絵画と版画、時計、工芸品、金工、織物などを分野ごとに数多くの写真を用いて具体的に説明している。執筆しているのは、世界でもっとも権威あるオークションハウスのひとつ、サザビーズ社の専門家たち。アンティークと美術品をより広く理解してもらうことを究極の目的とし、歴史、スタイル、マーク、デザイン、購入場所、手入れの方法、ディスプレイの仕方、おおよその価格などが、膨大な資料をもとにぎっしりと詰まっている。
目次
第1課 アンティークの世界
第2課 家具
第3課 陶磁器
第4課 ガラス
第5課 銀
第6課 絵画と版画
第7課 時計
第8課 工芸品
第9課 金工
第10課 織物
第11課 ラグとカーペット
著者等紹介
白須賀元樹[シラスカモトキ]
1935年東京都生まれ。1962年東京大学卒業。1975年ニューヨーク市立大学大学院卒業(経営学博士。同校講師)。1996年英国ロンドン、リージェント美術アカデミー卒業(アンティーク学ディプロマ)。1998年日立製作所および同社関連会社のアメリカ、イギリス現地法人代表者など歴任後退職。アメリカ、イギリスにおいて24年間の海外生活を送る。2003年(財)海外職業訓練協会登録アドバイザー。日本企業の海外活動に対する指導・アドバイスなどのコンサルタントに従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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