内容説明
ヨーロッパ、オリエント、アメリカ、南太平洋―異文化にかんするドイツ人の意識と思考を、旅行記、小説、詩、戯曲、オペラなどさまざまなテクストから読み解く。
目次
序章 切り取られた耳
第1章 イギリス旅行者たち
第2章 ローマのカーニヴァル
第3章 暴君から賢者へ
第4章 根源としての東方
第5章 ゲーテとアメリカ
第6章 インクルとヤリコの子供たち
第7章 探検家たちと思索家たち
終章 ゲーテと「世界文学」
著者等紹介
松村朋彦[マツムラトモヒコ]
1959年京都市生まれ。京都大学大学院文学研究科修士課程(ドイツ語学ドイツ文学専攻)修了。京都大学文学部助手、京都府立大学文学部講師・助教授を経て、現在、京都大学大学院文学研究科准教授。京都大学博士(文学)。専門は、近代ドイツ文学・文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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