内容説明
トマト味の日常はあまくて、ちょっぴりほろ苦い。シュールでせつない絵本登場。文芸社ビジュアルアート出版文化賞絵本部門個性派賞受賞作。
著者等紹介
鈴木のりたけ[スズキノリタケ]
1975年生まれ。グラフィックデザイナー・イラストレーター。2006年第27回読売国際漫画大賞入選。TOKYO illustration 2007入選。文芸社ビジュアルアート出版文化賞2006絵本部門個性派賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
masa@レビューお休み中
35
リアルな絵とシュールな設定…笑えない。笑えないよ~、お母さん。(笑)リアルなケチャップ容器のケチャップマン、恐ろしい顔のトマトの形をしたトメイト博士。更にケチャップマンは、安アパートに住み、ポテトフライの専門店で働くという…。洋物なのに、なぜか昭和の匂いがプンプンするし、ケチャップマンの背中はいつも哀愁が漂っている。何なんだ、鈴木氏の絵本はこういうテイストなのだろうか。これはブラックユーモアとも言えないし、ギャグとも思えない。鈴木氏独自の路線ということだろうか…。もう一冊、手を出して読むべきか…迷ってしま2012/09/14
Misa
17
図書館で。一度見てしまったら 目が離せないケチャップの後姿につい手が伸びてしまいました。貸し出し手続きの際、司書さんから「これ シュールでおもしろいですよ。しごとばの作者さんなんですよ。」と言われて 初めて作者の名前に目を留めましたを。確かに、「しごとば」シリーズの人だ。そして、確かにシュールだ。トメイト博士恐るべし。2012/11/13
夏紀
15
立ち読み。これは面白い笑笑普通に会社に置いといて大人の人に読んでほしい。(会社がどんなところかわかりませんが)シュールだなぁと思っていたけどケチャップの絵が3Dみたいに飛び出してきて驚きました。2015/11/13
Ryo
7
読メでこの絵本を知り…あまりのビジュアルに速攻図書館にて予約。中も衝撃のイラスト。確かに個人的。なんか夢に見そうw語感もいい感じでセンスあるなあと思った。好き嫌いは非常に分かれると思いますが私は好きですvそれにしても彼はケチャップを広めたかったのではないのか…彼の幸せはどこにあるのか謎であるwそしてトメイト博士は死んだ…の…?2013/03/22
葉鳥
6
中のケチャップはどうやって補っているんだろう。2017/11/05
-
- 和書
- 宮本伊織