目次
いきなり滑落で話は始まるが冒険譚ではなさそう。
路地の奥で蛸やらドイツワインやらが待っている。
バロウおじさんは「駄目だ駄目だ」の一点張り。
二月の知床で流氷シーカヤックを漕ぎ出したのだ。
掘り出した雪の下に愛山荘と薪ストーブがあった。
ヘトヘトの後のアツアツとフラフラがタマラナイ。
ところでエキノコックスで死ぬ時って痛いのかな。
珍客に驚いたのは熊のほうか僕のほうかこの場合。
良識は忘れてくださいヒグマとの会話に関しては。
抜き差しならないことになった知床岬の再訪宣言。
ルンペンストーブとユリさんとどん兵衛のうどん。
をこがましくも世界自然遺産を語ってみたりする。
著者等紹介
高岡眞士[タカオカシンジ]
1962年2月8日生まれ。茨城県水戸市出身。父親の転勤にともない神奈川県横浜市で育つ。1978年から一年間、米国カリフォルニア州Wood side高校に留学。東海大学文学部文明学科入学。専攻は西アジア文明。大学は4年で中退。レストランのウェーター、塵紙交換、家庭教師、大工等を経験。水戸に戻り、30歳の頃から始めた学習塾を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。