出版社内容情報
なぜ、帝京高校は9度の全国制覇を果たすほど強かったのか。なぜ、大津高校は県立でありながらプレミアWESTで優勝できたのか。 根底にあるのは昭和から令和へとつながれた「不易流行」の教えだった。
全国高校サッカー選手権戦後最多タイとなる6度優勝元帝京高校サッカー部監督古沼貞雄×高体連チーム初のプレミアリーグWEST制覇大津高校サッカー部テクニカルアドバイザー平岡和徳。
時代の変遷とともに、部活動や指導者、子どもたちを取り巻く環境は大きく変化した。IT技術やSNSの普及により、これまで考えられなかった問題も起きるようになった。昭和流指導からの脱却、部活動の地域移行、保護者対応、教員の働き方改革……例をあげればきりがないほどの課題が山積している。
先の見えない不透明な今だからこそ、普遍的な教えを大事にしつつ、新たなスタイルを模索していく、まさに「不易流行(ふえきりゅうこう)」の取り組みが部活動や教育現場に強く求められているのではないか。
この「不易流行」の取り組みを実践しているのが帝京を6度の選手権王者へと導いた名将・古沼貞雄元監督と、教え子筆頭である“公立の雄”大津高校の平岡和徳テクニカルアドバイザーだ。古沼貞雄の徹底した「人間教育」を、現代流にアレンジして実践する平岡和徳。師弟関係が明らかにしている現状を打開するヒント「古沼・平岡メソッド」に迫る1冊。
・古沼氏が教え子や講演の際に書いている直筆のメモ・特別対談「子供たちの未来を輝かせるために」・巻末インタビュー「『失敗する勇気』が未来を切り開く」ほか、帝京時代の思い出話やレジェンド選手~現役選手のエピソードなど20年以上にわたり精力的な取材を行う著者だからこそインタビューで引き出せた裏話も満載!
なぜ、帝京高校は9度の全国制覇を果たすほど強かったのか。なぜ、大津高校は県立でありながらプレミアWESTで優勝できたのか。
根底にあるのは昭和から令和へとつながれた「不易流行」の教えだった。
時代の変遷とともに、部活動や指導者、子どもたちを取り巻く環境は大きく変化した。IT技術やSNSの普及により、これまで考えられなかった問題も起きるようになった。昭和流指導からの脱却、部活動の地域移行、保護者対応、教員の働き方改革……例をあげればきりがないほどの課題が山積している。
先の見えない不透明な今だからこそ、普遍的な教えを大事にしつつ、新たなスタイルを模索していく、まさに「不易流行(ふえきりゅうこう)」の取り組みが部活動や教育現場に強く求められているのではないか。
この「不易流行」の取り組みを実践しているのが、帝京を6度の選手権王者へと導いた名将・古沼貞雄元監督と、教え子筆頭である“公立の雄”大津高校の平岡和徳テクニカルアドバイザーだ。古沼貞雄の徹底した「人間教育」を、現代流にアレンジして実践する平岡和徳。師弟関係が明らかにしている現状を打開するヒント「古沼・平岡メソッド」に迫る1冊。
内容説明
困難を乗り越える考え方のヒント満載!昭和に生まれ、令和の指導現場に立つ全ての大人たちへ送る名将からのメッセージ。
目次
第1章 新たな時代の到来(義理人情と合理性;すべては家庭教育からはじまる)
第2章 “公立の雄”を取り巻く状況(強豪校の悔恨;今を変えるための努力 ほか)
第3章 部活動の価値(部活動が失われてはいけない理由;部活動を支える人づくり ほか)
第4章 名将の人間教育(挫折と前進;苦難を支えた「諦めない心の才能」 ほか)
第5章 特別対談 古沼貞雄×平岡和徳 子供たちの未来を輝かせるために(汗と泥にまみれた夏合宿;「打倒・古沼」の時代 ほか)
巻末インタビュー「失敗する勇気」が未来を切り開く 岡田武史
著者等紹介
元川悦子[モトカワエツコ]
1967(昭和42)、長野県生まれ。千葉大学法経学部卒業後、業界紙、夕刊紙記者を経て、94年からフリーランスのサッカージャーナリストとして活躍中。現場での精緻な取材に定評があり、Jリーグからユース年代、日本代表、海外サッカーまで幅広く取材。ワールドカップは94年アメリカ大会から8回連続で現地に足を運んでいる。近年は多様なジャンルの人物取材を手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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