内容説明
窓やベランダから落ちる、パンやすりおろしりんごで窒息、お風呂で溺れる、車の中で熱中症などなど。この本で子どもをめぐる不慮の事故を予防しましょう。
目次
頭
口の中
皮ふ
溺れる
熱中症
首にひもが巻きつく
著者等紹介
坂本昌彦[サカモトマサヒコ]
小児科医。長野県佐久総合病院佐久医療センター小児科医長。専門は小児救急と渡航医学。日本小児救急医学会代議員および広報委員。日本国際保健医療学会理事。子どもの病気、ホームケア、地域の子育て支援情報などを発信するプロジェクト「佐久医師会 教えて!ドクタープロジェクト」の発起人であり責任者。途上国での医療従事の後、日本の地域医療に貢献したいと、福島県立南会津病院に勤務。ここでの経験により保護者の医療知識を啓発することの大切さを痛感する。その後、長野県の佐久医療センターで「教えて!ドクタープロジェクト」をスタートさせる。Yahoo!ニュース個人オーサーアワード2022大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kitten
12
図書館本。子供の事故は本当に痛ましいし、予防できる、回避できるものも数多い。印象に残ったのは、「子供は静かに溺れる」「一瞬でも目を離すと危険」だけど、ずっと見続けているのは無理。だから、予防の対策が必要。私は、かなり危険の認識が甘かったなぁと実感。プールとか、お風呂とか、子供から目を離すとダメ。監視員がいてもプールの事故はおこるんだから。あと、心肺蘇生が少し気になった。人工呼吸は必要だったかな?と思って。調べてみたが、省略可能になってたけど、不要とは書かれてない。なるほどね。2023/12/22
Kanas
1
図書館の新着資料を借りました。いくつかのカテゴリに分け、こんな事故が起こるから注意せよ、起こったらこうせよ、とわかりやすく説明されています。夫にも読んでほしい。 自分の備忘として、 ①大人も座ってはみがき、②こどもは2.5cmでも溺れる(しかも静かに)、③電気コードは口腔内で感電、④ボタン電池はプラマイが同局面にあるので特に注意。 各章で事故の例がいくつか挙げられていますが、助からなかった例もあり、読み進めるのがしんどい箇所もいくつかありました。心配蘇生の講習はどこで受けられるのか知りたかった。2024/01/09
mikichas14
0
子どもが生まれたので事故から守るために読みました。 実例が多く載っていて、他人事ではないと思いました。 特に自宅内でのお風呂の事故が多いことに驚きました。 入浴後はかならず湯を抜くよう、今から習慣づけようと思います。2025/03/25
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