「前へ」明治大学ラグビー部―受け継がれゆく北島忠治の魂

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  • サイズ A5判/ページ数 221p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784862551092
  • NDC分類 783.48
  • Cコード C0075

内容説明

明治大学ラグビー部を作り上げた御大・北島忠治の人生・指導理念とは―日本ラグビー界の神様が今蘇る。総勢21名のインタビューに、スポーツライター藤島大氏の特別書き下ろし文も収録。

目次

巻頭スペシャルインタビュー 『北島ラグビーの真髄とは何か?現代に綿々と受け継がれゆくもの』
第1章 『前へ』のラグビーはこうして生まれた
第2章 “重戦車”の意味をここに語ろう
第3章 インタビュー企画 対戦校から見た『北島監督と明大ラグビー部』
第4章 僕が明大ラグビー部に求めたもの―僕の指導理念
第5章 インタビュー企画 明大ラグビー部OBが語る『私と北島監督と明大』
ノーサイドの笛~あとがきにかえて
特別書き下ろし 『熟慮の先の簡潔』(藤島大)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コダマ@ようやっとる!

8
明治大学ラグビー部の監督である北島忠治さん。95歳で死去するまでの67年間、監督として指揮を執る。フェアプレーとノーサイドの精神を哲学とし、基礎的な動作とスクラムで前を目指すという事を徹底的に行ったチーム作りをし、明治大学ラグビー部の伝統と魂を生む。

鈴木 栄一

1
以前、TVのインタビューで、なぜ前へなのか?と問われた北島監督が「最短距離だ」と潔く答えた姿に悟りを見た気がした。ラグビーにおいても人生においても「前へ」と進もうとする姿勢や気持ちだけが道を開かせる、苦しい時ほどそう信じて進むんだとスタンドから見ているだけの我々にも教えてくれた人でした。 明治大学に残る言葉で、一番重い言葉なんじゃなかろうか?「前へ」2015/12/28

Mtbkshowtime

1
入学した時の早明戦こそ忘れられない思い出の一つ。絶対的な強さはなくなってしまったが、今でも応援している!ガンバレ明治!2013/01/19

けいちゃん(渡邉恵士老)

1
日本ラグビー界の神様、北島忠治の魂の書。 タイトルにもなった「前へ」という考え方は、ラグビーだけではなく、ビジネスを進める際や、人生を生る上でも参考になる。 「前へ」とは、「急がば回れ」だという。 小手先のテクニックを使えば、確かに前へ進めるかもしれないが、それは本質的な前進ではない。 本当に大きくて深刻な問題に対しては、テクニックは通用せず、体当たりで乗り越えるしかない。 「「急がば回れ」とは体当たりのこと」である。 とにかく“前へ”。ためらわずに“前へ”進め。それはつらく長い道のりかも2012/07/07

ご〜ちゃん

1
北島忠治監督が、新人に対して必ず言うことは教育者そのものだ。一人の価値ある人間を育てたいという気持ちがある。「明治のラグビーとか早稲田のラグビーとかじゃなく、とにかくボールを持ったら、ひたむきに前へ出ろ。そうしているうちに、たくさんの失敗から正解をつかめるだろう。そうしたら、その中からいいものだけを残して自分自身で伸びていけ。決して伸ばしてもらおうとか教えてもらおうとか思ったり、期待したりするな。これはお前自身がやることなんだから、誰も手を貸すようなことはしない。自分以外を決して頼るんじゃない。」2011/11/09

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