出版社内容情報
昭和の四天王寺中興の僧。室戸台風で倒壊した五重塔を再建、更に大阪大空襲で焼失した伽藍を創建当初に近づけて復興した第百一世管長日本最初の官寺「四天王寺」第百一世管長=出口常順。1928(昭和3)年入寺。
1951(昭和26)年~1983(昭和58)年という時期に管長職を務め、室戸台風
(1934)で倒壊した五重塔の再建に奔走。また、1945(昭和20)年の大阪大
空襲で灰燼に帰した伽藍を創建当初の姿に近づけて復興した。
娘が綴る父・出口常順の波乱の生涯。
1 ザボン
2 干し柿
3 べんずりさん
4 藪の中
5 三高受験
6 紅もゆる
7 画帳を懐に
8 結婚、そしてパリへ
9 菩提樹の下で
10 室戸台風来襲
11 おばあちゃんの話
12 昭和新五重宝塔完成
13 アルバムから
14 沖縄へ
15 聖霊院落慶
16 この世でなすべきこと
出口常順年譜
出口 善子[デグチ ヨシコ]
著・文・その他
内容説明
五重塔を二度再建した僧。十歳で上阪、学問を志すも室戸台風で倒壊した五重塔再建に奔走、さらにその後、空襲で焼失した伽藍を創建当初に近づけて復興させた四天王寺第百一世管長。
目次
ザボン
干し柿
べんずりさん
薮の中
三高受験
紅もゆる
画帳を懐に
結婚、そしてパリへ
菩提樹の下で
室戸台風来襲〔ほか〕
著者等紹介
出口善子[デグチヨシコ]
1939年、出口常順、春子の次女として生まれる。府立大阪女子大学(現・大阪府立大学)卒、眼科医師・由利喜章と結婚。俳句結社「六曜」代表。よみうり文化センター俳句講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- ふたり天下