朝鮮半島―未来を読む 文在寅・金正恩・トランプ 非核化実現へ

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朝鮮半島―未来を読む 文在寅・金正恩・トランプ 非核化実現へ

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  • サイズ A5判/ページ数 157p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784862493460
  • NDC分類 319.21
  • Cコード C0036

出版社内容情報

南北・米朝両首脳会談の意義、北朝鮮核問題をめぐる経過を追う。巻末に「資料編」として、主要語句の解説を付す。間違いなく、朝鮮半島に新たな平和の時代が訪れようとしている。

4月28日板門店南北首脳会談、6月12日シンガポール米朝首脳会談。

この朝鮮半島の劇的変化を、半島の恒久的な平和体制を実現する

絶好の機会と捉え、両首脳会談の意義、北朝鮮核問題をめぐる経過

を追う。巻末に「資料編」として、主要語句の解説を付した。核の

ない朝鮮半島、平和な東アジアを実現する議論の叩き台として提示

する。

第1章 いま、何が起きているのか

 南北首脳会談、朝米会談を生み出した韓国民衆

  「朝鮮半島にもはや戦争はない」/朝鮮半島の情勢まで変えた

 キャンドル市民革命は何をもたらしたのか

  積み重ねてきた民主化の結果として/非核化と平和体制が導くもの

 最大のカベ、対立点は何か

  シンガポール米朝会談を否定する動きをどう見るか/板門店宣言は

  なぜ原則的な合意レベルなのか

 過去の南北首脳会談との違いについて  

  公開された首脳会談のねらいは何か



第2章 板門店南北首脳会談、宣言を問う

 「平和の新たな始まり」

  韓国政府が描いた未来

 北朝鮮の対話路線について

  韓国は北朝鮮の変化をどう読んだのか/北朝鮮の対話路線の転換に

  ついて

 板門店宣言をどう読む  

  朝鮮戦争終結宣言を目指す/四者会談か三者会談か/国民が主人公

  ―憲法改正の取り組みへ

 強固な平和体制を築く取り組みについて

  軍縮への期待/南北間の連絡はスムーズか

 統一問題について

  板門店宣言第一条第一項を読む/文在寅大統領―済州島四・三民衆蜂起

  (事件)七〇年慰霊祭でのメッセージ/非核化の原則的な合意から一歩

  も出ないことへの懸念



第3章 六者協議―成立と挫折

 ジュネーブ合意前史を検証する

  北朝鮮の核開発はどうした歴史を歩んだのか/第二ラウンドの朝米協議

  ―四項目の合意事項

 朝鮮半島の第一次核危機からジュネーブ合意へ

  クリントン政権は核攻撃を準備/クリントン政権下で朝米改善進む/ブッ

  シュ政権で霧散した核計画放棄のシナリオ/本格化する北朝鮮のウラン

  濃縮計画―ブッシュ政権との対立が背景

 六者協議はなぜ結実しなかったのか

  ブッシュ政権の対北朝鮮政策を検証する/2005年「9・19合意」の具体化へ

  /国連安保理決議から六者協議再開まで/2006年「2・13合意」は2005年

  「六者協議9・19合意」の具体化/日本は六者協議でどのような働きをした

  のか

 オバマ政権の対北朝鮮

  戦略的忍耐論の登場/なぜ「2・29合意」が破棄されたのか



第4章 朝米シンガポール共同声明―不信から信頼

 朝米会談をどう評価するか

  敵対、相互不信からの脱却/「朝米シンガポール共同声明」四つの特徴

 米国にとっての入口が北朝鮮にとっての出口

  対局の朝米の核交渉戦略/国連安保理制裁決議の解除時期をめぐり/

  米国メディアの批判の原点は/失敗に過去を繰り返すことはないのか

 東アジアの平和構築を目指して

  明言していた朝鮮戦争終結は会談でふれず

 東アジアの安全保証体制の変化と駐韓米軍

  「朝鮮半島非核化共同宣言」を実行に移す時が来た/韓米同盟の検討

  と調整が議論される

 北朝鮮の人権問題について

  深刻な人権問題の解決ー迫り方について/北朝鮮へのバイアスについて

  考える



第5章 北朝鮮の核と日本

 北朝鮮はなぜ核保有をしたのか

  恐怖の米国の軍事力/2016年、17年の米朝核対決をどうみる

 北朝鮮の経済政策はどこに向かうのか

  過去の失敗に学ぶ文在寅政権の取り組み/北朝鮮―経済制裁が解除され

  ないジレンマ/「先軍政治」と並行した経済システムの改編へ/北朝鮮

  軍部の今後/北朝鮮は核保有国にとどまるのではないか/完全な非核化

  への道―六者協議を再度登場は可か

 日本の北朝鮮政策は変らざるをえない

  安倍首相の政策に変化が/拉致問題の解決をどうするか

 在日朝鮮人問題について

  南北交流がもたらすもの

 難関を乗り越える

  難関を乗り越えて朝鮮半島の完全な非核化と平和を



 資料編

金 光男[キム クアンナム]
著・文・その他

川瀬 俊治[カワセ シュンジ]
著・文・その他

目次

第1章 いま、何が起きているのか
第2章 板門店南北首脳会談、宣言を問う
第3章 六者協議―成立と挫折
第4章 朝米シンガポール共同声明―不信から信頼へ
第5章 北朝鮮の核と日本
資料編

著者等紹介

金光男[キムクアンナム]
1950年、在日韓国人2世として大阪で出生。在日韓国青年同盟大阪府本部委員長、中央本部委員長を歴任し、1990年に在日韓国研究所を設立。海外コリアンの交流を目的にしたGlobal Korean Network事務局長、金大中政府時代に韓国民団兵庫県本部事務局長。現在は在日韓国研究所代表として、朝鮮半島の情勢分析、そして韓国と日本の労働・市民社会交流を行なっている

川瀬俊治[カワセシュンジ]
1947年、三重県伊賀市出身。奈良新聞記者をへて1999年まで解放出版社職員、現在フリー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。