内容説明
人間の根源的な問いに答える古代インドの叡知に学ぶ。全１８章７００の詩節を原典から全訳。現代人にもわかる明解な言葉で全編を詳細に解説。
目次
アルジュナの苦悩
理論と実践
カルマヨーガ
行為の放棄とジュニャーナヨーガ
放棄のヨーガ
瞑想ヨーガ
真知と識別知
不滅のブラフマン
最高の学識、最高の神秘
クリシュナの示現
クリシュナの宇宙的姿の排覧
バクティヨーガ
土地と土地の認識者の識別
３つの根本要素の識別
至高のプルシャ
神的資質と阿修羅的資質の識別
３種類の確信に基づく信頼の識別
放棄による解脱
著者等紹介
藤田晃［フジタアキラ］
１９４５年広島県に生まれる。広島大学理学部物性学科卒業後、システムエンジニアとしてサラリーマン生活を送る（この間にヨーガを学び始める）。４０歳で会社を辞め、半年間インド各地のヨーガ道場においてヨーガを学ぶ。帰国後、ヨーガ教師をしながら国内各地のヨーガ修行会にてヨーガを学ぶ。５０歳でヨーガ教師を辞め、学習塾を自営して生計をたてつつ広島大学にてサンスクリット語を学び、ギーターの翻訳、熟考、勉強会、執筆を行う（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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MELIA
3
初めてのバガヴァットギーターとして購入。訳も載ってるし、解説もあるから一石二鳥と思ったが、訳が理解できなかった。結局は田中嫺玉氏の神の詩も購入。並行して読んだ。 詳解は例えもあり、わかりやすい部分もあったが、べき論が多く著者の価値観なのか、ヴェーダとして求められているのか判別が難しかった。また、初めて接する言葉も多いため（のちにこれがインド哲学六派のすべてにかかわることと知るのだが）初学者にはお勧めしない。
Ushi
1
ところどころリファレンスとして参考になる。 個人の意見が多すぎる気がする
mana
0
『バガヴァッド・ギーター』を読むのは初めて。現代の日本人にも理解しやすいような例えが多く使われており、面白い解説だった。ただし、著者自身がヨーガの実践者ということもあってか、所々で独自の意見も混じっていたように思うので、他の方の解説も読んでみた方が良いかなとは感じた。本書でも指摘されていたが、ギーターは読む人のレベルによって解釈が変わってくるのだろう。改めてギーターを読んだとき、自分がどこまで真理に近付けるのか、その辺りも楽しみながら読書したい。2024/06/15
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