天皇と戦争と歴史家

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  • サイズ B6判/ページ数 303p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784862489463
  • NDC分類 210.6
  • Cコード C0021

内容説明

天皇制への評価、戦争協力、マルクス主義―決して触れることのなかった歴史家のタブーに踏み込む「20世紀史学史」!明治20年代から始まる日本近代史学の120年を超える歩みの中で、歴史家は天皇制と戦争に如何に対したのか。

目次

1 対話・戦後の歴史研究の潮流をふりかえる―対話者・樺山紘一(戦後歴史学の傾向;平泉アジール論の見直し ほか)
2 超国家主義者・平泉澄と「皇国史観」(平泉澄の皇国史観とアジール論;平泉澄の変説について―昭和史学史の一断面 ほか)
3 戦時下、歴史家はどう行動したのか(取り上げる歴史家;平泉澄と羽仁五郎 ほか)
4 西日本と東日本では、どうして歴史観が違うのか(西の歴史家;東の歴史家)
5 網野善彦は戦後歴史研究とどう対峙したのか(回想の網野善彦;網野史学の時期区分 ほか)

著者等紹介

今谷明[イマタニアキラ]
1942年京都府生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。日本中世経済史専攻。文学博士。大蔵省・経企庁勤務を経て研究者になる。国立歴史民俗博物館助教授、横浜市立大学教授、国際日本文化研究センター教授、都留文科大学学長を経て、帝京大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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goodspell

0
著者による近代史学史だが、基本的な平泉澄・林屋辰三郎・網野善彦のほか、原勝郎・福田徳三・三浦周行といったあまり評伝では見かけない人物も取り上げられており面白かった。2013/10/15

onepei

0
あちこちに書いたものをまとめた本なので、内容に多少のダブりはあるが、なかなか興味深かった。学問と政治。2012/07/27

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