オトナアニメCOLLECTION
いまだから語れる80年代アニメ秘話―スーパーロボットの時代

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  • サイズ A5判/ページ数 205p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784862488947
  • NDC分類 778.77
  • Cコード C0076

内容説明

パース(遠近法)の整合性よりも“画のかっこよさ”を追求し、さらには重力さえも無視したトリッキーなアクションで、多くのアニメファンを魅了した80年代のスーパーロボットアニメ。当時の若手アニメーターたちが、心血を注ぎ制作したこれらの作品はいまだに愛され続けている。あれほどの躍動感を湛えたフィルムはどのようにして生まれたのか?その理由が本書で明らかになる。

目次

80年代アニメ秘話1 大張正己×山根まさひろ―80年代が育てた90年代ロボットアニメ躍進の立役者たち
80年代アニメ秘話2 平野俊弘(現・俊貴)×菊池通隆―スーパーロボットと特撮への情熱に導かれ出会った才能
80年代アニメ秘話3 羽原信義×伊藤浩二―動きの快楽とファンの興奮を追い続けるベテランの情熱
80年代アニメ秘話4 本橋秀之×亀垣一―伝説のスタジオZ5で一世を風靡した元金田組若頭たち
80年代アニメ秘話5 山下将仁×松尾慎―金田星を背負う男とそれを垣間見た男。それぞれの生き方
80年代アニメ秘話6 大平晋也×矢野淳―80年代飛ばし屋ムーブメントのしんがりをつとめた同志
80年代の落とし子特別鼎談 佐藤利幸×吉原達矢―目指すは新たなロボットアニメの“かっこいい時代”
80年代ロボ作画総括 80年代ロボアニメ界を駆けまわった猛者たち

著者等紹介

新井淳[アライジュン]
1974年7月12日生まれ。東京都出身のアニメーター。1997年よりスタジオジャイアンツで動画担当としてキャリアをスタートさせ、『爆走兄弟レッツ&ゴー!!MAX』(1998年)で原画担当となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

テキィ

3
昔は現場に実質的な裁量があり、そこである程度流れを作ることができた。一方今は、管理が行き届きシステマティックになり全体の品質は上がったが、個々の自由度や個性は減っている。という文脈。2012/06/24

Kenshi

1
「ガンダム」「マクロス」「オネアミス」など作品単位では青年時代にあったアニメ界で、作画においては少年時代であったというかんじでしょうか。本橋さん亀垣さんのちょっと引いたスタンス。90年代東映Vアニメ対談集も出して。2012/06/05

triorgan

1
ようやく入手。インタビュー自体は極めて貴重なのですが編集に難あり。注が各鼎談に分散していて参照しづらい。人物・作品や「原画」「動画」といった基本的用語は一か所にまとめて欲しい。また作品の解説が一般的な内容で事前知識のある人間にはほとんど無意味であり、それ以外の人は「なぜその作品が引用されたか」がほとんど理解できないだろう。巻末の新井淳氏の総括も物書きが本職ではないので仕方はないとは思いますが、記事として拙い。2012/04/14

富士さん

0
アニメブーム後のアニメ業界の活発化とそれに伴って起こった業界の流動化の主な担い手だった人たちの対談集。熱を帯びたこの時代の空気や行き当たりばったりの制作状況が語られていて興味深いものがあります。特に、この時代、主な制作の担い手でありながら実像や変遷のわかりづらい有名アニメーターを中心にした作画スタジオを追いかける資料として貴重です。そんなスタジオで腕を磨き、ブームに乗って活躍したアニメーターたちが今に至るまで第一線で活躍し、アニメを支えてきたことを思うと、その性格を知ることは重要だと思うのです。2017/11/28

わとそん

0
ふつう2015/07/30

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