新書y
そのとき野村が考えていたこと―野村克也の野球論、人材育成・組織術

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 191p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784862486547
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0295

内容説明

選手の力を最大限に引き出し、勝利をあげる名将・野村克也は、練習や試合においてどのように考え、指示を出していたのか?元・楽天ヘッドコーチであり、一二年間に渡り野村監督の教えを受けてきた著者が、捕手論、投球術、打撃術などの野球理論から組織作り、育成術まで「野村の考え」のすべてを公開!側近だから知っている「野村再生工場」の極意、そして、弱小集団を変える方法とは。

目次

第1章 野村監督が就任して、楽天はどう変わったのか?
第2章 野村の考え 捕手編
第3章 野村の考え 投手編
第4章 野村の考え 打者編
第5章 野村の考え 走塁・外野守備編
第6章 プロ野球「ベンチ裏」の攻防
第7章 私が見てきた「野村再生工場」の極意
第8章 「走者一・三塁」の醍醐味
第9章 「一軍ベンチ入り二八人」をいかにして選ぶのか―野村流・人材活用、組織術

著者等紹介

橋上秀樹[ハシガミヒデキ]
元・東北楽天ゴールデンイーグルスヘッドコーチ。1965年千葉県生まれ。1984年ドラフト3位でヤクルトに捕手として入団。のちに外野手に転向。1992年に左翼手のレギュラーを獲得。渋いバッティングでチームのリーグ優勝、日本一に貢献。1997年に日本ハム、2000年には野村克也監督に請われて阪神に移籍し、この年限りで引退。2005年、東北楽天の二軍守備走塁コーチに就任。シーズン中に一軍守備走塁コーチに昇格(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

koji

16
野村さんが亡くなって、改めて野村ID野球を知り組織運営に活かしたいと思い、橋上秀樹さんの本書を読んでみました。橋上さんを選んだのは、野村野球を間近に見てきただけでなく、努力家で探求心旺盛で、文章が論理的で分かりやすいからです。本書では特に野村再生工場の例が参考になりました。成功者は、自らの力を客観的に判断でき、年齢的技術的衰えを勘案した目標設定ができていること、失敗者は、その逆。力の衰えを感じない、認めたくない、変わり方がわからないこと。指導者はやる気をくすぐりモチベーションを維持させること。納得しました2020/09/27

復活!! あくびちゃん!

3
今までこの著者が書いた本とは、少し“色”が違う。全体的に、実際の戦いの中での戦略が書いてあり、いわゆる『野村本』を読みあきた人でも十分楽しめる。古田さんの話とはまたちょっと違う“理論”を知りたい人はどうぞ。2011/03/19

SU

2
名コーチの本。2016/08/05

ぐうすか

1
野村監督の弟子で選手として大成したのが古田選手なら、コーチとして大成したのがこの橋上さんではないでしょうか 野村監督のID野球の例が細かく記されていて非常に読みやすいです 野球をする人だけではなくて、観戦する人も新しい楽しみ方を見つけられる一冊ではないでしょうか2014/04/25

6だ

1
野村野球を弟子・側近の立場から一般向けに判りやすく読み下したような一冊。 野村克也自身多くの著書があり判りやすく書かれたものもあるが、橋上秀樹による理解・解釈というワンクッションを置く事で、内容がより噛み砕かれた感じになっている。特に組織論などよりも選手としての意識の持ち方や技術論的な部分が師匠の本より多めに詳しく書かれている印象。やや賞賛がすぎるきらいもあるものの、実戦をともにしてきた著者だから書ける内容でもあると思う。2013/10/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/2152232
  • ご注意事項

最近チェックした商品