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内容説明
サラリーマンの街・新橋の居酒屋で8000人を超える人々の「本音」が記録された「高校ノート」の書き込み・秘話・23年間の知られざる歩みを初公開。
目次
第1部 「奇跡のノート」誕生秘話(高校時代にタイムスリップ;どんどん“増殖”するわが子 ほか)
第2部 「ノート」に綴られた物語の行間を読む(心に迫る望郷編;今だから言える高校の思い出編 ほか)
第3部 祖父・青木繁、実父・福田蘭童、そして有薫酒蔵との出会い(「大学進学」の選択肢はなし;私の祖父と実父のこと ほか)
第4部 日本列島縦断・全国「高校ノート」を読む(北海道北見柏陽高校;北海道旭川東高校 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コサトン@自反尽己
6
テレビ番組『ザ・ノンフィクション』で、高校ノートと新橋の有薫酒蔵という居酒屋が取り上げられ、本書を知った。人それぞれに様々な人生があるのだということを改めて考えさせられる一冊。仕事、友人、故郷への思い…涙ながらに読んだ話もいくつかあった。ノートに全てが記述されてるわけではないが、数行に込められたその行間には各人の艱難辛苦や喜怒哀楽が詰まっている。みんな辛さや苦労を体験し乗り越え、そして励まし助け合いながら生きている。本書発行時は1200校だった高校ノート。日々増え続け、今は2000を越えてるそうだ。2013/05/04
りい
6
全国の高校のノートが置いてある居酒屋。客は自分の母校のノートをみつけたら、同窓生の書いたものを読み、そこに自分も何かを書いてくる。この年になると郷愁に耽りたくなることがあるので、このお店のおもてなしはとても素敵だ。高校時代の思い出の輝きは大学とはまた違った格別のものがある。「あの頃」から「現在」までの自分、そして「これから」の自分・・この本に出てくる方々にオーバーラップさせながら、いろいろなことに思いを馳せてしまった。「皆頑張って生きている」励まされ、そして皆さんにエールを送りたくなる、そんな本だった。2013/04/21
松宇正一
0
★★★★2014/01/31
ひで
0
新橋の有薰酒蔵を知ったのは、高校の同級生との打合せの中での事でした。早速同級生2人で訪れたところ、まずノートの陳列された棚に驚き、更に、旦那さんとおかみさんの暖かさに癒されました。すでにノートは2500冊を超えたとの事。一度自分の高校ノート確認されると良いと思います。2014/02/03
ナウラガー_2012
0
新橋・有薫酒蔵女将、松永洋子氏は明治期の洋画家・青木繁の孫/1987.7.4に久留米大学附設高校のよせがきノート一冊目が誕生。全国の高校の総数は5300ほどあり、2018.3末現在で3162冊/3つの約束①ノートを作り終えるまではお酒は飲まない事②名刺を貼り、卒業年月日を記す事③一人でも多くの同窓生に書いて貰う方法を考える事2018/04/01