内容説明
『源氏物語』の作者および作品を深層で統御しているものは何か?『源氏物語』を論ずるのは、ひとつの特定の物語、特定の作品を論ずることではなく、作品そのもので物語、文学という概念を論ずることである。―作品をつらぬく無意識としての“自然”、霊威=物の怪に対する人々のありよう、また歴史物語『大鏡』や『栄花物語』とのトポロジカルな同型性に着目し、作品の構造と深層を浮き彫りにする。著者の方法意識がもっとも鮮明に発揮された、これぞ吉本『源氏』論と評される古典論の代表作。
目次
第1部 母型論
第2部 異和論
第3部 厭離論
第4部 環界論
附録 わが『源氏』
著者等紹介
吉本隆明[ヨシモトタカアキ]
1924年東京生まれ。東京工業大学卒業。詩人・思想家。主な著書に「吉本隆明全詩集」(思潮社、歴程賞受賞)、「夏目漱石を読む」(筑摩書房、小林秀雄賞受賞)等多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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