内容説明
安い、長く泊まれる、体に良い！自ら入って厳選した名湯７７カ所を紹介。
目次
第１章 現代湯治宿の魅力（現代湯治に何を求めるべきか？；医療との連携も進んできた今日の湯治宿 ほか）
第２章 北海道・東北の湯治宿（チェコの名湯に並ぶほどの泉質が自慢 カルルス温泉 ホテル岩井（北海道）
原生林に包まれた自然豊かな山の湯宿 ニセコ新見温泉 ホテル新見本館（北海道） ほか）
第３章 関東・中部の湯治宿（ピリピリした刺激の心地よい薬湯風呂 芦野温泉 芦野温泉（栃木県）
「杖いらずの源泉」と呼ばれる掛け流しの湯 板室温泉 一井屋旅館（栃木県） ほか）
第４章 西日本の湯治宿（秘境の名にふさわしい十津川の地の湯宿 温泉地温泉 やど湯の里（奈良県）
素朴な浴場と地味豊かな食事が人気の秘湯 十津川上湯温泉 神湯荘（奈良県） ほか）
著者等紹介
野口冬人［ノグチフユト］
１９３３年東京都生まれ。山の雑誌の編集者、ルポライターを経て、旅のガイドブック編集に携わる。１９６８年旅行作家の会を創立、１９７３年には株式会社現代旅行研究所を設立。旅と温泉を主体に調査、研究、執筆、出版、講演などをすすめ、２００４年７月、環境省より温泉関係功労者として大臣表彰を受ける（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Humbaba
4
日本には数多くの音泉宿が存在する．それらは各地に存在するからこそ，なかなかどれを選んで良いのかというのは難しい問題である．自分はどのような場所ならば心安らぐかを考えた後で，それに見合った音泉宿を選択することが満足のためには大切だろう．2011/02/06
Humbaba
2
昔は非常に長い湯治も頻繁に行われていたが，昨今では数日で終わるような短期の湯治も行われている．都会の喧騒から逃れて湯治でゆっくりとするのはまた格別なものである．2010/03/05
銀木犀
0
格安で自炊でボロい（けどお湯はいい）というのが湯治のイメージだけど、そうじゃないところも増えている。１週間くらいのんびりしたいねえ。2012/01/11
bittersweet symphony
0
温泉関連のガイド本特有と言うわけではないのですが、温泉地の主なセールスポイントというのは基本的にどこでも同じ(泉質・自然・ホスピタリティ…)と言う面があるので通奏低音のごとく同じ表現が最初のページから最後のページまでマイナーチェンジを繰り返して現れるということになってしいます。今回は湯治宿と言うくくりなのですが、文章(と数葉の写真)からは全体的に湯治宿泊している姿がイメージできないような気がします。新書ゆえボリュームが限られると言う面もあるでしょうが、これは湯治宿の紹介本としては致命的ともいえます。2009/02/13
