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最高裁が法を犯している!

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  • サイズ 新書判/ページ数 211,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784862482563
  • NDC分類 327.122
  • Cコード C0232

内容説明

最高裁判所の裁判官が、本来あってはならない、評議の秘密を漏らし、判決理由を丸写しする…このようなインチキが、国民の人権を守る最後の砦たるべき最高裁で行われている!?元裁判官の著者は、そうした最高裁の違法行為の証拠を、平成一九年四月二七日の同日に出された五つの判決・決定から発見した。本書は、最高裁発足以来六〇年、司法の制度疲労が極地に達していることを告発する。

目次

序 最高裁とはそもそも何か?
第1章 裁判官たちの談合発覚の序曲
第2章 やっぱり談合をしていた!
第3章 それは国民を欺く越権行為だ!
第4章 ショック―最高裁まで偽装工作をしていた!
第5章 重大な手続的違法のある最高裁判決は判例とは呼べない!
第6章 最高裁暴走の責任は誰が取るのか?
第7章 司法を国民の手に取り戻せ!

著者等紹介

井上薫[イノウエカオル]
1954年東京生まれ。78年東京大学理学部化学科卒、80年東京大学大学院理学系研究科化学専門課程修士課程修了。民間の研究所に勤務後、83年独学で司法試験に合格。86年判事補、96年判事任官。2006年横浜地裁で退官。07年弁護士登録(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

meisyuu

0
「蛇足判決理論」、目からうろこ。というより、最高裁って、ほとんど関心がなかったけど、判決理由に、主文と関係ないことを述べていることそのものが、厳密に言えば法律違反になるとは。判決文の使いまわしといい、この国の制度疲労で、権力が知らず知らずに内部から腐食していくのがわかる気がする。裁判官も、検察の裏金からの接待もあるようだし。ある意味、おいしい思いをしている人たちは、やりたい放題なのかなと思う。それにしても、これから国民裁判員制度が始まるに際し、国民裁判員は評議の内容を外部にもらした場合には罰則があるのだが2008/06/17

HILOKI

0
若干読みにくい。問題提起としては良。2008/04/24

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