内容説明
名機「YS-11」以来、約40年ぶりに復活。民間主導による悲願の国産旅客機「MRJ」が世界の空に飛び立とうとしている。日本航空機産業の復活と自立を賭けたプロジェクト。
目次
第1章 戦後航空史―三菱ジェット機が誕生するまで
第2章 世界の航空事情―日の丸ジェットが挑む市場には何が待ち受けているか
第3章 航空機とエンジンの仕組み―MRJは今までとどこが違って魅力的なのか
第4章 日本メーカーの健闘―日本の地位を押し上げた材料革命とは
第5章 MRJの「国産度」―国産の装備品は採用されるのか
第6章 MRJの問題点―立ちふさがる障害は何なのか
第7章 まだある日の丸ジェット機の開発―ホンダの挑戦と民間転用機プロジェクト
終章 日本の翼よ、よみがえれ!
著者等紹介
杉山勝彦[スギヤマカツヒコ]
1943年11月、東京都杉並区生まれ。企業信用調査、市場調査を経験した後、証券アナリストに転身。以降ハイテクアナリストとして外資系、国内系証券会社十数社を渡り歩き、ほぼ製造業全般をカバー。この間、96年に株式会社武蔵情報開発を設立して中小企業支援の道に入り、長野県テクノ財団主宰の金属加工技術研究会の座長を務める。現在は証券アナリストとして取材、講演活動に従事する傍ら、80年代前半のNY駐在時代に嫌というほど飛行機に乗った経験から研究を始めた航空機産業に対する知識を生かし、中小企業支援NPO法人「大田ビジネス創造協議会(OBK)」をベースに、航空機部品を製造する中小企業の育成に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Keizy-soze
kitakita