内容説明
ヘッジファンドは「金儲け」だけの存在ではなく、「絶対リターン」を目指すことで、年金をはじめとする国民の資産を守っている。また、株式市場に流動性や分散効果をもたらし、市場を通じて将来有望な企業に資金を供給、配分する手助けをしている。その存在意義を知らず、食わず嫌いのままでは、結局おいしいところを海外にもって行かれてしまう。ヘッジファンドの実態を知らずに、損をするのは国民自身である。トップアナリストからヘッジファンドマネージャに転じた著者が、これまでのヘッジファンドのイメージを完全に覆す。
目次
第1章 ヘッジファンドとは何か
第2章 ヘッジファンドにはどんなストラテジーがあるか
第3章 ヘッジファンドとはどんなビジネスモデルか
第4章 ヘッジファンドの運用はいかになされているか
第5章 ヘッジファンド批判に答える
第6章 なぜアナリストからヘッジファンドへ転じたのか
第7章 私の株式市場論
第8章 ヘッジファンド会社の紹介
著者等紹介
若林秀樹[ワカバヤシヒデキ]
1984年東京大学工学部、86年同大学院卒。同年野村総合研究所に入社、技術調査部を経て企業調査部主任研究員、97年より野村證券金融研究所に出向。97年欧州系のドレスナークラインオートベンソン証券、2000年より米系のJPモルガン証券マネージングディレクター、日本株式調査部長。2001年より、みずほ証券主席アナリスト。日本経済新聞の人気アナリストランキングで、97年より4年連続1位など1位5回、10年間で平均2位にランクされる。2005年秋に現役アナリストを引退し、ヘッジファンド「フィノウェイブインベストメンツ」を立ち上げた。(株)東大総研フェロー、東京理科大MOT大学院非常勤講師も兼ねる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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