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ヘッジファンドの真実

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  • サイズ 新書判/ページ数 285p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784862482167
  • NDC分類 338.1
  • Cコード C0233

内容説明

ヘッジファンドは「金儲け」だけの存在ではなく、「絶対リターン」を目指すことで、年金をはじめとする国民の資産を守っている。また、株式市場に流動性や分散効果をもたらし、市場を通じて将来有望な企業に資金を供給、配分する手助けをしている。その存在意義を知らず、食わず嫌いのままでは、結局おいしいところを海外にもって行かれてしまう。ヘッジファンドの実態を知らずに、損をするのは国民自身である。トップアナリストからヘッジファンドマネージャに転じた著者が、これまでのヘッジファンドのイメージを完全に覆す。

目次

第1章 ヘッジファンドとは何か
第2章 ヘッジファンドにはどんなストラテジーがあるか
第3章 ヘッジファンドとはどんなビジネスモデルか
第4章 ヘッジファンドの運用はいかになされているか
第5章 ヘッジファンド批判に答える
第6章 なぜアナリストからヘッジファンドへ転じたのか
第7章 私の株式市場論
第8章 ヘッジファンド会社の紹介

著者等紹介

若林秀樹[ワカバヤシヒデキ]
1984年東京大学工学部、86年同大学院卒。同年野村総合研究所に入社、技術調査部を経て企業調査部主任研究員、97年より野村證券金融研究所に出向。97年欧州系のドレスナークラインオートベンソン証券、2000年より米系のJPモルガン証券マネージングディレクター、日本株式調査部長。2001年より、みずほ証券主席アナリスト。日本経済新聞の人気アナリストランキングで、97年より4年連続1位など1位5回、10年間で平均2位にランクされる。2005年秋に現役アナリストを引退し、ヘッジファンド「フィノウェイブインベストメンツ」を立ち上げた。(株)東大総研フェロー、東京理科大MOT大学院非常勤講師も兼ねる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

4
利益を得ようと思ったら、完全にリスクのない選択肢など存在しない。リスクと利益はそれぞれが一緒に存在するものであるため、いいとこ取りをしようと思っても出来るものではない。ただし、複数の関連するものを掛けあわせていくことで、リスクをヘッジすることは可能である。2013/12/12

Humbaba

2
ヘッジファンドによる弊害があることは事実である.しかし,だからと言ってヘッジファンドが全て悪かと言われれば,そんなことはない.金融市場を活発化させ,流動性を作り出すこともしており,金融の健全性を高めてもいる.2013/04/29

バーベナ

1
得体が知れないために怖い存在、というヘッジファンドでしたが、いえいえ、汗を流して泥臭く身銭を切って?!働いてます。楽にお金を動かせる仕事なんかじゃなかった。ちなみに著者の現在は、ヘッジファンドを離れて、再びアナリストに転身。このあたりの話も読みたいなあ。探してみよう。2016/01/15

葵堂

1
日本人の書いたヘッジファンド本は初。とはいえなんかあまり読む気に慣れなかったのでかなりめな流し読み。結局のところ、みんな一生懸命考えて投資してるんだな、って感じ。2013/12/30

翔平

1
アナリスト時代の仕事量の話しが面白かった2013/02/26

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