感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MasakiZACKY
2
フォトグラファーの(時に無意識的な)思考について学ぶ一冊。こんなに重厚な写真撮影に関する本は初めて読んだ。特に5章「意図」と6章「プロセス」は特徴的で、その価値は大きい。1~4章は表面的にはよくある話ではあるが、理論的な非常に深い部分から解説してくれているので格別である。ただし、カメラをちょっと楽しむ程度でこれを読んでしまうと、写真を撮る作業が凄くプレッシャーのかかるものになる可能性があるので、逆にお薦めはしない。がっつり取り組むならば必読であろう。2016/09/19
a6
1
p.60 「スキャンパス」は「蓄積された知識」によって異なる/▽スキャンパス(眼球運動の記録)が見る人の知識によって変わっていくから沢山のものを見たりすると眼が作られていくのか。2021/05/06
安物
0
図書館の返却期限が迫っていたため流し読みした。機会があればまた読みたい。2017/05/12
shinsyun_3771
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構図についてよく学べる。カメラのボタンを押すだけならだれでも出来、ボタンを押す前によく考えることが必要だということが強調されている。2015/08/01
a6
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p.162 写真になる構図を探すためのモデルには、「レパートリー」を分析するという実際的な重要性があります。(中略)ほとんどの写真家は自分の好きな画像タイプのメンタルセットを撮影状況に持ち込んでいるということです。/▽フレームにフィット・オフセンター(中心を外す)・キアロスクーロ(明暗)・シャドウスケープ・ディレイ(鑑賞者の認識の遅延のための構図)は私も結構選んじゃうなぁ2022/02/03