角川文庫<br> あの日、ぼくたちは

電子版価格
¥1,100
  • 電書あり

角川文庫
あの日、ぼくたちは

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 432p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041115206
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

『ウルトラQ』『ウルトラマン』『泣いてたまるか』の監督・飯島敏宏が自らの戦争体験をもとに、「少国民」と呼ばれた子どもたちの姿を鮮烈に描きだす、初の自伝的小説。


東京・本郷で生まれ育った弘は、悪ガキ仲間と毎日を謳歌していた。だが、戦争により日常は変わっていく。不気味な特高警察、姿を消した外国人の友人、代用品になったお菓子、軍国主義一辺倒の先生。そんな中でも、弘たちは未来を見ていた。しかし、1945年3月、中学受験のため疎開先から戻った彼らを襲ったのは、想像を絶する大空襲だった――。終戦後の混乱の中、自分たちの道を探そうともがく子どもたちの姿を描く、著者渾身の書き下ろし中篇「心に花を持って」も収録!

内容説明

東京・本郷で生まれ育った弘は、悪ガキ仲間と毎日を謳歌していた。だが、戦争により日常は変わっていく。不気味な特高警察、姿を消した外国人の友人、代用品になったお菓子、軍国主義一辺倒の先生…。そんな中でも、弘たちは未来を見ていた。しかし1945年3月、中学受験のため疎開先から戻った彼らを襲ったのは、空前の大空襲だった―。「ウルトラマン」の監督がつづる初の自伝的小説。終戦後を描く渾身の書き下ろし中篇も収録。

著者等紹介

飯島敏宏[イイジマトシヒロ]
1932年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部英文科卒業後、KRT(現在のTBS)に入社、演出部そして映画部に所属し、『泣いてたまるか』を監督する。66年より、円谷英二率いる円谷特技プロダクションで、映画部所属の監督として製作に携わる。70年、木下恵介プロダクションに出向し、『金曜日の妻たちへ』などを演出(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

fwhd8325

50
著者が経験してきたこと。それが沢山あって、遺しておきたい。そんな強い思いが苦しいほど伝わってきます。ちょっと、文章が読みにくく、読み終えるまで時間がかかりました。2021/09/04

オリエ

0
山田洋次監督の帯のコメントを見て購入。「少国民」の世代の方々が年々減っていき、当時の暮らしをリアルに書いておられる貴重な小説。文庫版あとがきは今のロシアとウクライナの戦争前。本当にこんなことになるなんて。しかし「日は、また昇る」を信じたい。2022/04/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18163344
  • ご注意事項