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内容説明
近現代の日本と天皇を通して考察する新しい国のかたち。新右翼と呼ばれた天皇主義者が提起する破邪顕正の新国体論!
目次
第1章 右向け右!
第2章 愛国を叫ぶ者たち
第3章 天皇と日本人
第4章 戦争と昭和天皇
第5章 新しい国体
第6章 私、天皇主義者です
著者等紹介
鈴木邦男[スズキクニオ]
1943年福島県生まれ。早稲田大学政経学部卒。学生時代から民族派運動にのめり込む。大学卒業後、産経新聞社に入社。三島事件を契機に1972年民族派運動グループ『一水会』を設立し、過激な民族派運動を展開。防衛庁での乱闘、逮捕により産経新聞社を解雇される。その後一水会専従となり運動と並行して執筆活動を始めるが、東アジア反日武装戦線「狼」の三菱重工ビル爆破事件に衝撃を受け、1975年に初の著書『腹腹時計と“狼”』を上梓(三一書房)、大きな話題となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サトシ@朝練ファイト
21
読み易くいわゆる護憲の本として読んだ。「日本会議の研究」に著者の名前が出てきたが、この本を読んで少し理解が深まった。しかし、時代は変わるものだなあ。2019/04/01
犬養三千代
9
鈴木邦男の著作、最近のなかでは力を入れて書いた本。元々のかれの信条が溢れている。安倍首相まわりを反天皇主義者と断じてい、今上陛下はリベラル最後の砦とも。 ち、大正天皇のリベラルさも分かりやすく書かれていて「ロボット」が欲しかった山県有朋との確執が悩ましい。 美智子皇后、雅子妃殿下、愛子内親王へのバッシングは余りにも目に余る。 真っ当な言論。2017/11/06
しんすけ
6
最近、「三島由紀夫が今も生きていたら」と思うことが多い。93歳の老骨に鞭打ち、安倍晋三制裁の行動を起こすのではなかろうか。ただし今回は、「相手を傷つけず」という三島の優しさが表面化することはないはずだ。48年前の彼の行動は、自衛隊が合衆国配下の軍隊であることに因を発したものだった。安倍晋三が現在やっていることは、自衛隊を合衆国の軍隊にしてしまうことにほかならない。合衆国の軍隊とは、覇権を建前にして他国の民族自決権を破壊する暴力主義者を指す。 2018/06/26
peco
1
70年代半ば迄民族派、90年代〜の右傾化時代は左翼と目されると述べているように、第1章はリベラルの主張に驚くほどの共通点。論理的な筋道が通っている人とは立場の違いを超え論議可能だと改めて言論の大切さを思う。それだけに2章以後の天皇礼賛には辟易。一面的な賛辞には内容の真偽への警戒心の元。多面的な視点を欠く発言は信頼低下を招くと自省の機会に。第6章は自己の思想の変化に自覚的な内省。人は変わると再認識。但そのためには本人にその素地がなければならないのは当然で人として柔軟性を持ち続けることができているかと問われる2024/12/11
ふ
1
◎2023/05/27
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- 法社会学の基礎理論