内容説明
酒に歌えば女を想う。漫画界の鬼才と特殊分野ルポライターが織りなす哀愁と含み笑いのオヤジ劇場。疲れたあなたのココロにしみわたる大傑作!
目次
酒の章(全裸になる解放感。腰を引いて前をタオルで隠し「ごめんなすって!」;歌と銭湯と酒。これでこの十年、体重が二十キロは減ってしまいました。;オヤジは玉子大好き。冷蔵庫に玉子がないと心底寂しい気持ちです。 ほか)
歌の章(ヘビースモーカーに見られがちですが、肺はまったくキレイですぅ。;喪主の挨拶をもぉ二度もやってしまいました。後がありません。;私にも東京に親戚がいたなんて、しかも有名なライブハウスを経営! ほか)
女の章(私は正直言ってエロオヤジですが、父もやっぱりエロジジィでした。;年齢をごまかすのは立場逆転で客の方。中高年は人気があります。;あまりにも手つきがいやらしい。でもその手がツボを刺激する。 ほか)
著者等紹介
中崎タツヤ[ナカザキタツヤ]
1955年生。愛媛県出身。週刊マンガ誌に異色なナンセンスマンガを連載。文春マンガ賞受賞作家
島本慶[シマモトケイ]
1952年生。山口県岩国生まれ。夕刊紙及び男性週刊誌で原稿を執筆中。最近はペーソス(平成歌謡)でボーカル担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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剛腕伝説
10
ナメダルマ親方こと島本慶のエッセイ。変人の回りには変人が集まる。最たる変人は父親。死の床にあって息子に『お前、受付に行って看護士の姉ちゃん別嬪さんに替えて貰え』と言って1週間後に息を引き取ったとか。島本慶の文章よりも中崎タツヤの漫画がお目当て。一晩中でも読んでられる。2023/02/07
OHモリ
0
●30年くらい前?に出現した「ヘタうま」の世界なのか?でもいじけたおやじワールドで「へへっ」と笑えて理解できれば共感できるのかもしれないけど・・・・こんなオヤジにはなりたくないなぁと思ってしまう。なのであまり笑えないし共感もできなかったが、友達になって笑ってやることならできるかもしれない(できないかもしれない)。2016/01/13
北の国からこんにちは
0
休み前の日の夜、酒飲みながらというシチュエーションなら、ありかな。そうでないと、ちょっときつい。身をもっての感想。2015/10/04
刷子筆男
0
なんか他の本と内容がダブるが、まぁそれでもなめだるま親方文体には、独特の味があるやねぇ。2018/12/02