出版社内容情報
「特別活動」と「総合的な学習の時間」について、小学校や中学校の内容を取り上げて系統立てて解説し、研究や指導法を学ぶための書籍で、大学や教育現場でも役立つ。
内容説明
特別活動は「実践」、総合学習は「探究」に本質がある。本書は、児童生徒が人格の完成と生きる力の育成を目指していけるよう指導する教師のあり方を考究する。
目次
第1章 特別活動と学級経営(教育をめぐる現状;特別活動とは;特別活動における学級経営のポイント)
第2章 学級経営の基本(学級経営と学級づくりとは何か;学級経営の重要な視点;求められる教師の姿勢)
第3章 学級づくり・学級経営の理論と方法(教師のマインド(態度)
教師のテクニック(技術)
まとめ―教師が変わるとき、子どもが変わるとき)
第4章 総合的な学習における学級経営(総合的な学習の時間とは;総合的な学習の実践例(1)「健康博士になろう!」
総合的な学習の実践例(2)「お米フェスタを開こう!」
子どもの課題設定力を育む教師の支援と方法
総合的な学習における学級経営のポイント)
第5章 学級崩壊からの復帰に関する理論と方法(学級崩壊とは;学級崩壊が起こったら;対応のポイント;崩壊からの脱出;立て直し方のポイント;学級崩壊を未然に防ごう)
著者等紹介
矢野正[ヤノタダシ]
大阪府の公私立小学校で教諭、教員養成大学の准教授、教授を経て、大阪信愛学院大学教授博士(教育学)、学校心理士SV、日本特別活動学会会員、日本学級経営学会会員
宮前桂子[ミヤマエケイコ]
大阪府の公立小学校の教諭、首席、教頭、校長を経て、大阪総合保育大学非常勤講師修士(教育学)、学校心理士、ガイダンスカウンセラー、日本教育心理学会会員、日本生活科・総合的学習教育学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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