チンドン―聞き書きちんどん屋物語

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チンドン―聞き書きちんどん屋物語

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  • サイズ B6判/ページ数 374p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784862381545
  • NDC分類 674.8
  • Cコード C0095

内容説明

戦争、石油ショック、天皇崩御。激動の時代・昭和をひとすじに生き抜き、いま平成の世を闊歩する。路上のヒーロー、ヒロインの艶姿。響く鉦の音、咽ぶクラリネット。町の大道宣伝楽隊ちんどん屋の生活とその現代史を、貴重な証言と資料で編んだ労作ノンフィクション。写真満載・第一級の風俗資料。

目次

第1部 ちんどん屋の現在(ちんどん座談会 青空の下で、道ばたで;ちんどん屋って何だろう?;東京におけるちんどん屋内部での仕事のつながり方 ほか)
第2部 親方インタビュー(みどりや進;小松家貴美子;花島喜之助 ほか)
第3部 東京のちんどん屋、その成立と歩み(ちんどん屋以前と楽隊;チンドン太鼓とちんどん屋の誕生;ちんどん屋の営み―戦前から戦中 ほか)

著者等紹介

大場ひろみ[オオバヒロミ]
ちんどん屋。1964年東京生まれ。高校卒業後、83年より87年まで、杉並区高円寺で知る人ぞ知る中央線沿線サブカル系アンティークショップ、レンタルレコード店の二店舗を友人と共同経営する。その後のフリーター時代の90年代、歌謡ロックバンド・チヨズのボーカリストとしてライブ活動を始め、同バンドのメンバーであった高田の紹介で、92年、二代目瀧廼家五朗八に入門。東京の数々の老舗ちんどん屋にも派遣されて修行、「ワカメちゃん」の愛称で可愛がられる

矢田等[ヤダヒトシ]
文筆家。1959年東京生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ジョニーウォーカー

10
昔住んでいた金町の駅前に、百々ちゃんというチンドン屋さんがいた。背が小さくて、禿げ頭で、いつも一人で踊っている姿が印象的だった。見ていると、その場だけ昭和初期にでも逆戻りしたような不思議な感覚に陥り、迷子になったような不安にも襲われる。それは謎かけ芸人のねづっちに感じる古臭さにも似ているようで、サーカスのピエロに抱く恐怖心にも近い。そんなとりとめのないことを思いつつ頁をめくっていると、なんと全盛期(と思われる)の百々ちゃんの写真が…! キャプションには「一昨年亡くなった」と記されていた。2010/05/27

小葉

3
インタビューや写真を中心に、東京におけるちんどん屋の歴史を振り返る。戦争で途切れ、戦後の復興時には引く手あまた、昭和40年代の生活の変化により需要は少なくなり、50年代にやや盛り返したものの昭和天皇崩御が大きな打撃になったという感じかな。2010/04/03

けんとまん1007

2
富山に住んでいると、春の全国チンドンコンクールが待ち遠しいのと、小さい頃から続いているので、チンドンは身近なものに感じている。そんなチンドン屋さんのバックボーンが垣間見えて興味深い。これは、立派な伝統芸能だと思う(^^)2010/12/03

katta

1
2000年、上野で行われた「第一回全国ちんどん博覧会」を記念して企画されたもの。東京を中心に主なる親方12人のインタビューを中心にふんだんな写真と成り立ちや歴史、仕組みなどを詳細にレポートした労作。個性的な親方と創意工夫を続けるそのアイデアに敬服。現在、勢力は九州勢が強いとか。がんばれ東京。2010/01/28

ナツ

0
聞き書きの為構成が単調で若干飽きてくるが、貴重な写真や情報も多く良かった。2017/12/18

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