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自分をいかして生きる

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  • サイズ B6判/ページ数 184p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784862381484
  • NDC分類 366.29
  • Cコード C0036

内容説明

人間の一番の大仕事は「自分をいかして生きる」ことなんじゃないか?仕事と真摯に向き合う人々の支持を受けて読みつがれる、『自分の仕事をつくる』の6年越しの続編。「働き方研究家」による、ワークスタイルとライフスタイルの探検報告・第2弾。

目次

1 いる・いない(わたしたちはなにを受け取っているのか?;存在という贈り物;いい仕事、について)
2 自分の仕事(どんな○○○に?;仕事は「選ぶ」もの?;他人の気づき ほか)
3 自分とか誇りとか(働くことは本当に喜びなんだろうか;心は誰のものだろう;わたしたちは本当に自由を求めているのか?)

著者等紹介

西村佳哲[ニシムラヨシアキ]
1964年東京生まれ。プランニング・ディレクター。武蔵野美術大学卒。つくる・書く・教える、三種類の仕事に携わる。コミュニケーション・デザインの会社「リビングワールド」(2002~)代表。ウェブサイトや、博物館や美術館の展示、公共空間のメディアづくりなど、各種デザインプロジェクトの企画・制作ディレクションを。また「センスウェア」をテーマに据えたモノづくりを重ねている。デザインプロセスや働き方に関する授業やワークショップ、フォーラムも開催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ねむねむあくび♪

56
哲学。まえがきの『仕事とはなんだろう?60歳を過ぎてもなお、これから何をしていったら良いのかわからない…と言う人も。どんなに成功しても人生に上がりは無く、死ぬ瞬間まで「自分をどういかして生きるか」と言う課題から逃れることはできない』(P.7~8)私はこの本を、通勤電車の中で読みながら、自分の生き方を朝からアレコレと考えながら仕事に向かいました。P.65や66、の文に救われる気がし、P.152から最後にかけての心理操作の文でまた深く瞑想する…。結論を貰える本ではなく、心に問いを残す本でした。2017/02/18

えちぜんや よーた

18
図書館分類番号 150 倫理学・道徳この手の本は「説教くさい」「精神論」「根性論」であまり得意な分野ではありません。「(P126)自分が感じていることを感じようとしないで、外側の要求ばかり対応している人の姿にはどこかさびしさがある」。この引用箇所だけを読むと誠に「説教くさい」ですが、全文を読むと浄化されます。2012/08/17

ちいさな図書館

7
「人が一番傷つくのは、他人にどうこうされることより、本人が本人を裏切ることなんじゃないかと思う」という一節に心が疼く。私は私を裏切っていないだろうか?問いかけを続けながら仕事をする日々だけれど、問うのをやめるつもりはないし、問い続けながら働きたいと思う。自分の内側から湧き上がる想いを無視しないで働き続けよう、例え様々なものにぶつかることになっても。2012/10/22

kuma suke

5
果たして、自分は自分をいかせているだろうか。殺していないだろうか。2015/11/22

フィシュー

3
前著のテーマである仕事をさらに深掘りして、人間の生き方にフォーカスを当てている。 氷山の一角に過ぎない表面的な仕事ではなく、水面下の意志に真実がある。 奴隷は減ったが、奴隷的な人が増えている。 働くのか働かされるのか(仕事か労働か)。 著者は事例を紹介し様々な角度から問題提起するが、答えの断定はしない。読者に委ねる意味合いがあるのかもしれないが、一方で本書を通して伝えたい主張がわかりづらく、ひどく抽象的、散文的であるように感じた。2018/12/07

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