内容説明
読んで首肯するか、立腹するか!本書は特定の政治的立場を有すナショナリストによって書かれたものではなく、滞日年数も長いごく普通の教養ある知日派中国市民が中国人に向けて書き下ろした日本論である。中国人の対日認識を知るための必読書。
目次
第1章 集団至上主義(日本における個人と集団;日本式コミュニケーション;日本の教育;模倣と創造)
第2章 経済動物(企業戦士あるいはエコノミック・アニマル;勤勉な日本人;職人気質)
第3章 島国日本(隔絶された国;単一民族の幸と不幸;村落文化;島国根性;劣等感と自惚れ)
第4章 日本人の精神世界(自然への憧憬;武士道;天皇と神道)
第5章 勃興(文明の始まり;神国日本の誕生;大日本帝国の登場;戦後の軌跡;没落)
著者等紹介
王志強[ワンジーチャン]
1950年代半ばに生まれる。文革のあった70年代に大学へ進学。80年代に大学教師などを務めたのち、ソフト関連の技術研修のため訪日、その時から日本との関係は約20年におよぶ。日本のIT関連会社のソフト開発プログラマーを経て、現在は、経済技術協力に関するコンサルティングの仕事にあたる
小林さゆり[コバヤシサユリ]
フリーランスライター。翻訳者。長野県生まれ。大学卒業後、日中友好協会全国本部(東京・神田、現在は社団法人)に勤務し、機関紙『日本と中国』の編集を担当。2000年9月から5年間、中国国営の『人民中国』雑誌社に日本人文教専家として勤めたのち、フリーランスに。北京を拠点に、中国の社会や文化、暮らしなどについて、日本の各種メディアに執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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